タイヤ空気圧管理の重要性は非常に高い。
間接的に生死にかかわる事でもあるので、
各方面で空気圧管理の重要性が叫ばれてきた。
そして認知もされるようになった。
しかし問題はその先である。
どうやって空気を入れたらよいかわからない。
便利な世の中だ
インターネットで検索をすればすぐに情報を得られる。
アマゾンで調べればすぐに上記のような便利道具がヒットする。
レビューは上々だ。
購入する。
上がりめのテンションでレビューする。
能力に若干疑問を持ちつつ
こんなもんかと思いながら使い続ける。
壊れる → わざわざその後のレビューはしない(良いレビューだけ残る)
やっぱり人力インフレーター派に戻る
(能力の高い人力空気入れは言うほど大変でもない。汗は出るけれど)
→ わざわざその後の報告はしない(良さげなレビューだけ残る)
据え置き型エアコンプレッサー + 空気入れアタッチメント
が一番実用的であることに気が付く
→ もちろんそんな気の利いた報告などしない。
レビュー商法の欠点は、
使用者がどんな人なのかを知ることが出来ない点と
(評価の基準が曖昧)
あくまで初期情報だけという点である。
元々業務使用前提に作られていない、と言われればそれまでだが
エアホークプロに至っては 紛らわしく「プロ」という言葉が使われている。
本当の業務仕様機にプロなどという名前は付かない。
しかし累計販売台数160万台が本当だとしたらかなりの需要だという事になるし、
実際にアマゾンの充電式エアインフレーターのレビューは
電動工具の中でも多い事がわかる。
理由として、ガソリンのセルフスタンド化により
空気圧の点検が気軽にできなくなった。
マンション等により、据え置き型コンプレッサーの使用ができない
等が想像できる。
シガーソケットタイプの空気入れも同じように
中国製の安物しか販売されていない。
これはもう国内メーカー製充電式インフレーターに関して
技術的な問題や金額的な問題があるとしか思えないのだが
(耐久性?費用対効果?)
メーカー側が、コストが大きくかかり販売価格の高額化を
心配しているのなら、たいした問題にはならないと私は考える。
空気圧管理は命にかかわる。
仕事の信頼に関わる。
作業の効率に関わる。
勝負の世界に関わる。
中国製のおもちゃで満足できる人もいれば、
目的の為なら多少高額でもかまわないユーザーは
必ず存在する。
通常工具は、アマチュアとプロ向けで住み分けされているが
なぜか空気入れに限っては業務用インフレーターが存在しない。
これが前から不思議でならない。
空気圧も大事、
しかし空気圧を管理するための道具も大事なのでは?
18V
もしくは36Vであれば、空気圧管理を必要としているプロが
外出先でちょっと使えるレベルの業務用充電式インフレーターが実用化されても
おかしくないと思うのだが。