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いいね NakamuraEmi

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アメンバー限定公開記事です。


いいね NakamuraEmi

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本人
ダンサー
ディレクター

個の才能が集まってできた
奇跡の世界観。

歌詞を殺さず
これだけの世界観を作り出した
監督に喝采。

NakamuraEmiさんの
ガツンとくる歌詞と、
心をつつくような歌声に素直に痺れました。

ライブに行ってみたい。





STIHL FS310 クリアリングソーで稼ぐ

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見た目は刈払機。

 

なぜSTIHLがFS310を刈払機のジャンル分けに入れず

「クリアリングソー」としたのか、

買ってはじめてわかりました。

 

すでにSTIHLの大排気量機FS240を購入して使っていたので、

なんとなく用途がかぶりそうなFS310はまったく

ノーマークだったのですが、先に答えを言っておくと

日本国内のプロ用緑地管理機の中で

FS310は唯一無二の存在、つまり

持っていると持っていないとでは

請け負える仕事が全く変わってくる、

そんな稼げる道具です。

 

一言で稼ぐと言っても、稼ぎ方には色々な方法があります。

もし、自分と同じように個人事業主として「草刈り業務」を

行なって行きたい方は参考にしてください。

 

一番、楽なのは(体力的にではなく営業的に)

下請け、孫請けから依頼される日当仕事。

これをメインに考えているのであれば、道具への投資は

最小にしたほうが良いです。

私の場合は、当日現地へ行くまでどんな草刈りなのか

分からない事がありました。

平地か斜面か、草の種類、丈は?障害物、

保護対象物は?

これによって使う道具は変わるものです。

情報をいただけないという事は、

個の能力を初めから必要とされていないという事。

体と軽量機とナイロンコードとチップソーがあれば

十分です。

人並みのコミュニケーション能力があれば

大体つながって、仕事は生まれますが

正直、誰にでも出来る仕事です。

誰にでも出来る仕事というのは、作業単価も上がりようがないという事。

ただし、まったく自分の仕事がない時は

お世話になる事もあるかと思うので、まったくしないというのは

現実的ではないかもしれません。

あと、よくある話で現場でたまたま仕事が生まれる事があります。

(近所にいた人から声をかけられた等)

お手伝いで仕事をしている時は、常識的に考えて

それらが自分の仕事になる事はありません。

私は仕事の連鎖が面白くて仕事をしているようなものですので、

この様な仕事の仕方は性に合わないようです。

 

反対に、とても難しいのが

管理者やお客様と直接繋がる仕事。

ここで注意したいのが、仕事を取りたいからと言って

「価格の安さで勝負をしない事」です。

色々な業界でそうやって潰しあって何も残らなかった、

という結果を見てきました。

モノ、事の価値を上げていくという事が、

大企業にはない

個人事業主、中小企業の可能性といえるのではないでしょうか。

私は今の事業環境になるまで3年がかかりました。

早いか遅いかはわかりませんが、仕事が仕事を生むように

なったと言ってよいと思います。

 

まだまだ、「儲かっている」というような状況ではありませんが

道具への投資が仕事を生み出しているのは間違いありません。

 

FS310は今回初現場投入ですが、同時に購入した

ビーバーの大排気量背負い式刈払機、人件費と合わせても

利益が出ました。

今回の仕事が実績になり、次の仕事も決まりそうです。

次はもう道具があるので利益は単純に増えるはず。

 

なぜこんな話をしたかというと、

道具で稼ぐには、とても大事な「決まり」がある事を

伝えたかったのです。

技術や道具のスペックだけでは稼げません。

どこから、どのような形態で仕事を受けているのか?

これで道具への投資の有効性が決まります。

 

今回直接的に仕事の効率を上げたのは

 

この特殊形状のSTIHLシュレッダーナイフ。

 

そして国内でこのシュレッダーナイフを使用できるのが

STIHLのFS310「のみ」なのです。

 

今回すべて斜面の作業ですが、ツーグリップや

ループハンドルではなく、UハンドルのFS310で行いました。

 

使用した事のある方ならおわかりになるかと思いますが、

工具不要のハンドル角度調整は斜面地において

無くてはならない機能です。

そして重量級ハイパワー機を一日中振り回すにあたって

STIHL純正のフォレストリーアドバンス(ハーネス)は

必ず購入してください。

付属品もいいものが付いていますが、

正しくセッティングされた別売りフォレストリーアドバンスは

重量級刈払機の使用概念を根本的に変えます。

 

これをケチるなら大排気量ハイパワー機に手を出さないほうが

良いかもしれません。それ程です。

 

それと、FS310はハンドルの振動がけた違いに小さい。

FS240は使用していると防振手袋をしていても痺れますが、

FS310は使用していて1回も痺れませんでした。

 

今回は藪の除去がメインの業務だったのですが、

シュレッダーナイフの使用時は常にアクセル全開。

4サイクル独特のトルク感を感じ、

明らかに2サイクルFS240とは回転の特性が違います。

篠竹の密集地に突っ込んでも回転が落ちる事はなく

淡々とシュレッダーナイフは藪を消し去ります。

 

シュレッダーナイフは例えれば何?と聞かれれば

携帯型ハンマーナイフ

もしくは

何でも粉砕するナイロンコード

 

と答えます。

イメージ伝わりますか?

大型機械(ハンマーナイフ)が入れないような現場では

FS310シュレッダーナイフの

有用性を売り込むことが出来るはず。

 

私なら、FS310を高いから「買わない」のではなく

高いから「特殊作業、料金になります」と

道具の高さ(金額)を逆に利用します。

これも仕事の考え方ですが、今の取引相手には

通用していますし、現場でその能力を見せれば必ず納得します。

 

くれぐれも仕事の売り込み先を間違わないように。

個の能力を必要としない所に、能力を売り込んでも

労力、時間の無駄、投資の無駄です。

 

しがらみを作りすぎても

売り込むべきところに売り込めなくなるので、

事業開始時に自分の未来像を確立しておくこと。

 

以上、独学で草刈り事業を興した

私の稼ぎ方でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道具に感謝 先祖も鍬をろうそくの火を頼りにして磨いていたかもしれない

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戦闘民族ではないのは、確か だな。

刃物を見ても切りたくなるのは枝だし

 

 

一揆にも参加しないタイプである。

 

農家にも残業はあります。

 

PM11:33

結構いい時間。

 

使った道具はその日に必ずメンテナンス。

 

わけあってこれからチェンソーの目立て。

気づいたらAM1:00

 

明日は丸太片付けっていう

変わった仕事なんですが、

何せはじめてなもんで道具選びを楽しんでいます。

とりあえず、マキタの18V電動面白台車と

フォークリフト仕様のトラクターを持ち込んで

挑戦。

 

えー

で、行ってきました。

何この便利道具

 

セミクローラートラクター

チッパー

フォークリフト

緑地管理にぴったりでないの。

 

伐採屋さんが木を見る人なら

言ってみれば自分は森を見る人、という感じでしょうか。

すべてひとりで考えてるからぶれないぶれない。

今やってる事、林業でも造園業でも農業でもない。

どれもしっくりこない。

仕事のジャンルっていうより

考え方?

 

ちなみに

マキタの電動台車の出番はありませんでした。

行ったり来たりの繰り返し作業の場合、

トラクターのセレクティブな走行速度、走行性能は

仕事の効率を大幅に向上させます。

過信は禁物ですがセミクローラートラクターは

ホイールトラクターに比べて圧倒的に傾斜地に強いです。

 

参考にする人なんかいないかもしれませんが、

トラクターは農家の為だけの乗り物じゃない気がするんだな。

 

PTO動力の汎用性を活かして

もっといろんな所でトラクターが活躍するのを見たい。

 

PTO回転ミラーボール(高トルク)とか。

無駄すぎる 絶対に無駄だし意味ない。けど

トラクターの開発者にはそれくらいの勇気が欲しい。

 

 

プラッターミニで年間管理の提案

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同業者の皆さまこんにちは。

 

仕事が回ってくるようになって、一番頭を悩ますのが

スケジュール調整ではないでしょうか。

 

日程を動かせない小さな仕事をガチガチに入れてしまっては

大きな仕事が来た時に対応ができなくなってしまいます。

そこで私がとった対策は

小さな仕事は自分が好きな時に入れられるように

しておく、ということ。

もっと言うと、半日単位で終わる仕事を考えて作ります。

 

半日仕事を用意しておくことで、梅雨時期の雨天の晴れ間や

大きな仕事の隙間等、効率的に働くことが出来ます。

半日と半日を組み合わせれば、

1日仕事にもなります。

 

毎日収入が安定しない我々のような業種で、

トータルの収益を上げるには

なるべく0円の日を作らないというのが、私の考え。

 

農業(生産)一本だと、0円の日(生産中)が長く続くので

本当に不安でしたし、生産したものが売れなければ

当たり前ですが労働の対価はゼロです。

実際に自分の給料が出ない事もありました。

世の中には早々楽な仕事はないと思いますが、

新規就農を目指す方は、やりがいの裏にある農業の厳しさに

理解、覚悟が必要です。

 

そこで私は、収益の柱を2本にしたわけですが

本業副業と分けたわけではなく

一つのテーマを掲げた上で

リスクは大きいが、当たれば年間単位の売上の上がる生産業務。

金額は小さいが、月ごとにまとまった収益をあげられる現場業務。

と性格の異なる2つの柱を用意したわけです。

 

草刈り仕事も、ライバルが多くて利益を上げるには

なかなか大変なんですが、シルバー事業団と同じことをしていては

いつまでたっても時給計算のまま。

(金額を時間計算のシルバー事業団と比べられてしまう)

プロなら別の引き出しを用意しておくべきです。

 

お客様は、草を生やしたくはないがコストは押さえたいので

草が大きくなってから、シルバー事業団などに頼みます。

一年草の種が飛んでから仕事を依頼するわけです。

草は減るどころかお金を払って増やしている事になります。

 

公共事業の考え方も同じですね。

予算が少ないから、年2回、ひどいと1回。

ケチればケチるほど1回当たりの作業代は上がっていきます。

(ごみの量が増え、作業も重作業になる)

基本的に刈払機での除草は、草を生やさないための除草ではなく

ほんの一瞬綺麗になったと思わせるだけの除草です。

本当に維持管理費を下げたいのであれば、

草を生やさないようにする除草管理が有効なのを

ほとんどの人が知らない。

 

素人の方は、安易に砂利を引こうとしますが

除草剤使用前提であるなら有効ですが、

ノーメンテナンスで草が生えないと思ったら大間違いです。

砂利場の草刈りはリスクもコストも増えます。

除草剤が使えないなら

種が飛ぶ前の小さなうちにこまめにバーナーで燃やすのが有効。

 

防草シートは、文字通り草を生やさないための

「防草管理」です。

維持管理コストは下がります。

草が生えないのですから。

しかしメリットだけではありません。

風に弱い、見た目が最悪、経年劣化、

初期導入費用が高額。

穴が開けばそこから草は生えてきます。

(よくシート抑えのピン部分から草が生えていますね)

その場合機械は使えません、使うとまた余計な穴をあけます。

不要になった時の撤去作業、処分作業が大変で

面積が大きいと高額。シート自体がゴミになる。

 

私のお勧めはウッドチップ施工です。

見た目は自然だし、時間がたてば土になり廃棄も不要。

数年間種を飛ばさない除草管理をした後

ウッドチップ施工をすれば

あとは手でむしるぐらいしか草が生えてきません。

 

どの方法も一長一短があります。

ケースバイケースで

相談、対応できるのが我々プロの仕事ではないでしょうか。

頼まれたら上っ面だけ刈ってハイ終わり、というのは

誰でもできてしまうのですから。

 

草を生やさない管理をしていくと、

バッテリー式草刈機と表題のプラッターミニで

十分な仕事環境になります。

一般家庭の庭ならトータルで1時間もかからない作業量になります。

ゴミも少量。

これを時間計算でやったら商売になりませんね。

 

どうするかというと年間管理にしてしまいます。

我々は除草作業が仕事ではなく、

お客様は我々が草を生えないように管理したことに

対価を払うのです。

 

終わった後ではありませんよ。

これから草刈りをします。

年間管理の設定額を間違わなければ、時間当たりの金額も

十分なものになります。

お客様は毎日、手入れされた庭園のような環境の庭をみられるし

我々は、バッテリー式刈払機の特性を生かし

朝の1時間作業しただけで次の現場に入れます。

 

こんなんで仕事になるのかと考えますか?

これこそが大きな仕事を取るための小さな仕事です。

実作業1時間ならいつでも動かせるため、大きな仕事が入っても

予定を組みやすい。

草管理をやっていれば、よほどのことがない限り

夏と年末の植木剪定仕事もいただける。

 

私の場合、さらに副業があるので

こまめにお客さん宅に入れるのはメリットでもあるんです。

 

最後に作業機械の話ですが

マキタの分割式刈払機はいいですね。

やるかやらないかわからない作業の時でも気軽に持ち歩けます。

マキタには36V仕様もありますが、

こまめな年間管理作業には18Vで十分です。

むしろこの軽さが鎌みたいでいい。

 

プラッターミニとの相性は抜群です。

個人邸では能力より

小ささが武器になる事があります。

 

 

通常刈払機は左右に振るものなのですが、

プラッターを付けると上下左右自由に動けます。

狭い現場で特に有効。ディスク効果で回転の落ち込みも皆無。

 

電気モーターの特性の一つに

低回転での高トルクがあります。

プラッターミニを使用するときは

マキタの18V刈り払い機

出力半分以下でも実用範囲内なので

電池も持つし、無駄に石も遠くに飛ばしません。

 

バリバリ刈れるセットではありませんが

このシステムで草刈り出来るように

維持管理していくのが私の年間管理の目安です。

 

ちなみにプラッターの繰り出し式は、業務使用時において

トラブルが多く使い物にならなかったので

プラッターミニのひっかけ式がとても実用的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局マキタン

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ホッとしました

 

革新的伐採ツールの為に

どうしてもインパクトレンチが欲しかったので

マキタのインパクトレンチを購入しました。

 

インパクトドライバーではなく

インパクトレンチ です。

 

車のホイールなんかも楽に外せる

あのパワーのあるやつ。

元々18Vインパクトレンチは持っていましたが

女性が扱えない重量なのと、

現場に持っていく気が失せる大きさの為

新しいインパクトレンチを購入したわけです。

 

 

安かったから、どうせ中国製だろ ってな気分で

開封したら

 

 

MADE IN JAPAN でした。

正直、どんだけ企業努力してるんだよって思いました。

 

購入金額の中には

メーカー

製造会社

販売店

運送会社

の利益があるはずなのに

この金額で出せるなんて。

 

充電式インパクトレンチは一昔前に

高額商品のイメージだったんですよ。

単に販売価格を下げるなら、安易に中国製にすればよいのですが

マキタはそれをしなかった。

 

 

そりゃ、消費者としては

日本製で価格も安けりゃうれしいですが

自分としては、誰かが泣いてるんなら

もっと日本製の価値を上げてもいいんじゃないかと思います。

これで本当にみんなの利益が出ているんですか?

 

サイズ比較

 

左から

TW281D インパクトレンチ

 

TP141D 4モードインパクトドライバー

 

TW450D インパクトレンチ

 

自分が欲しくなる機種は

特に日本製を選んでるわけではないのですが

買ってみると

 

 

日本製。

 

メーカーや他のユーザーが

どのように考えているのかわかりませんが

私が日本製を好むのは

信頼があるから、という理由だけではありません。

箱を開けてラベルを見た時に

この自分の選択によって

同じ国の人の給料が生まれているんだという

喜び、思いがあるんです。

 

どんなモノにも「作り手」がいる事を忘れないでほしいし、

その人に家族や大事な人がいる事を

考えて欲しいのです。

私たちが今手を差し伸べるべきなのは、

今となりにいる、その人達なのではないかと。

他国の人がどうなっても良いのかと聞かれれば

困ってしまうのですが、

やはり自分の心の中には愛国心と呼べるようなものがあるらしく、

まず日本人だろ、というのが本音なんです。

 

中国も他国企業のコストダウンの為に、動くのではなく

自国民の力で経済成長を成し遂げたらよいと思うし、

実際、中国オリジナルの製品でも魅力的な電気製品は

非常に多くなっています。

彼らのチャレンジ精神は見習わなくてはいけないし、

コストを掛ければ中国製でも良いものが出来る。

ということは高価格帯中国製品から伝わってきます。

 

じゃあ日本で働いている

外国人はどうなんだって話ですよね。

外国人が作る日本製って、、、

ごめんなさい

もうわけがわからんです。

 

1つ苦言を呈すると

自分や自分の家族は食っていきたいから

高い給料を求めているのに、

日本の製造業の事を考えないで

何でもかんでもコスパだ安いものがいいだって、

煽るメディアも悪いが、消費者も悪い。

 

メーカーは生き残るために、海外生産にシフトすりゃいいけれど

そこで切られた日本の製造業の事は誰が考えているの?

みんな同じように生き残りたいんですよ。

 

しかし逆に考えれば、

厳しい事しか言わないメーカーから切られたからこそ、

自社の特色を生かし各製造分野に取り組むようになった

製造業が増えてきた可能性もありますね。

 

1社に依存すると切れない事をいいことに、

脅迫に近い価格交渉をする企業も多いみたいなので。

これこそ最悪なビジネスモデルですよ。

かじ取りを行う経営者の手腕が問われます。

 

いつも仕事の事しか記事にしなくてごめんなさい。

なぜなら仕事しかしてないからです。

多くの人には理解してもらえないかもしれないかもしれませんが、

仕事が楽しいスパイラルに陥っています。

仕事が遊びみたいなものだって言ったら怒られますかね。

子供の頃の、~したい。

っていうのを

大人になっても変わらずやっているだけという感じ?

 

私はビジネスにおいて成功しているとは言えませんが、

人生を楽しむことには成功していると思います。

自分が楽しいと思ってるんだから間違いないでしょう。

 

皆が同じである必要はないけれど、

こういう選択をして

こういう人生を送っている人間がいるという事を

伝えられるのもブログの良さだと思っています。

 

一見買い物バカのブログですが、

経済を回していくには

売る人と買う人がいないと成立しないんです。

これでも一つの信念をもって生きているんですよ。

 

買った道具でまた稼げるんだから

誰も損をしないビジネスモデルがここにあります。

良い道具は良い仕事を生む。

企業レベルにはまだまだ達していませんが

年々雪だるま式に道具投資額以上の仕事が入ってきています。

 

身の丈を考えると

この辺りが限界かもしれません。

成功も失敗もいちいちブログで報告します。

誰かの何かのきっかけになれば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌代わり 超軽量18Vバッテリー刈払機 MUR185WDZ

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同業者の皆さまこんばんは

 

別に草刈りに行くわけではないんだけれど、

もしかして「草を刈る」かもしれない時どうしていますか?

 

燃料用意して、重いエンジン刈り払い機を

わざわざ車に積むなんてことしたくない時、です。

 

鎌ですか?

 

炎天下の中、鎌振ってぶっ倒れるくらいなら

MUR185WDZを軽トラの隅っこに積み込みましょう。

考えて積むまでに1分もかからない。

バッテリー式刈払機はそういう道具です。

 

もはやただの棒

 

買ったばかりなので

飛散防止カバーまだつけてません。

 

 

刈払機の代わりというよりも

鎌の代わりといったほうがしっくりきます。

それ程気軽だという事。

作業効率は比較にならないでしょう。

 

その重さ、バッテリー込みで2.8キロ

 

バッテリー装着、

刃は付けていない状態で、ですが

(全然参考にならないですが)

左手部分でバランスが取れてます。

刃をつけたら当たり前ですが

フロントヘビーですね。

それでもなんだか調子よさそうな気がします。

今日は疲れたのでまた今度テスト。

 

フロントヘビーなバッテリー式刈払機の欠点は

(モーターが先端にあるため)

常にヘッドを持ち上げる力が必要な事です。

STIHLの36Vバッテリー式刈払機は

かなりパワーがありますが、

特にループハンドルのほうは筋トレ並みに

ヘッドを持ち上げなきゃならないので

あまり積極的に使いたくありません。

 

マキタがパワー重視の36Vシリーズ一本化にしないのは

正解です。

パワーが無くても18Vの軽さは武器ですから。

 

個人的には住宅地の草刈り仕事、特に個人邸の仕事に

エンジン式はもうないなと思ってます。

自分は良くてもお客様が

「近所にどう思われるのかわからない」ですよね。

自分の家の近所ならともかく、お客様の近隣住民が

どんな人なのか全く知らないのですから。

 

自分が頼む側だったら、

早さや効率なんかより

隣近所に迷惑をかけないでやってもらいたいものです。

でも、鎌じゃね、、、

 

そこでマキタのバッテリー草刈鎌ですよ。

 

驚いたのが、

こんなに安いのに

またまた

 

MADE IN JAPANです。

(写真逆でごめんなさい)

 

どうしたんですかね、

マキタの園芸シリーズは嫌になるほど中国製だったのに

またマキタが好きになっちゃうじゃないですか。

 

これ、買ってよかったです。

また自分の所の仕事に

他にない強みが出来ました。

 

2万円ちょっとで買える刈払機

2.8キロの世界へようこそ

 

 

言っちゃっていいですか。

毎年赤字の農業で、必死に節約してた頃より

攻めてる今のほうが楽しいし、回ってます。

 

10円を節約する生活をするより、

10円使っても

100円儲けることを考えればいいのに。

と今なら言える。

 

 

疲れたので報告だけになりますが、

木登り仕事のシステムが確立されてきました。

 

あくまで自分の仕事(用途)においてですが

最初導入したポ-ターラップは、違ったかなという感じです。

軽量枝のコントロールには全く向きません。

(そういう仕事が多い)

リカバリーが効くという意味で、

Rig N' Wrench + 10mmリギングロープ

クレモナ引っ張りが

メインシステムになりました。

こんな小さな仕事ばかりでお恥ずかしい。

 

切った後、引きあげられるって

(数十キロの軽量枝に限られますが)

かなり自由度増しますよ。

 

あと、ちょっとした木ならメインロープがいらなくなりました。

 

ダブルCEランヤード。

このセットがあれば樹上で

縦横自由自在。

レスキュー考えるとメインロープはやはり

これとは別に垂らしておきたいところですが。

 

うちはビビりなんで、こんな時代じゃなくても

安全対策には気を使ってるんですが、

正直うまく時代にハマった感じです。

これからは目で見える安全対策に対応していかないと

特に大きい仕事は取れなくなるなってくると思います。

 

ところでなんで東京では

ビーバー取り扱いが少ないんですか?

いや~

癒される

 

色々凄い。

 

好き。

 

 

 

 

バッテリーチェンソーだけで特殊伐採してきた

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小さい木だけれど、鉄道沿線沿いなので

鉄道監視員付き。

 

ちょっとでも「もしかして」という可能性のある枝は

全部ロープで吊った。

 

別にエンジンチェンソーを使っても全く問題がない

現場だったけれど、あえて一台も持って行かなかった。

まあ、小さい木しか自分のチームは予定していなかったし。

 

今日使ったバッテリーチェンソー

 

なんでいつもメンテ後の写真しかないのかと言えば、

仕事中は写真を撮る余裕も時間も全くないから。

せかせかしないで仕事すりゃいいんだけど

まず、無理です。

良くないのわかってても無理。

完ぺきな人間などいないのです。

 

造園業でも、林業でも、本職でも

特殊伐採を生業にしている方が

1台だけバッテリーチェンソーを買うとしたら、、、

 

お勧めはハスクバーナの

 

 

T536LiXPです。

 

長年STIHLのMSA160Tを家族総出で愛用してきましたが、

メインで使ってきたエンジンチェンソー

MS192Tの代わりにはどうしてもなれなかったんです。

 

MSA160Tにもメリットはあるんですよ。

メーカーカタログ上は雨天使用OK

デザイン好き、メンテナンス楽、モーター全然壊れない、

鋸みたいな繊細な切り口、竹もいける刃、

スイッチをはなせば即ソーチェンがストップ。

良い所だらけです。

でもメインにはなれなかった。

 

言ってみればライバル機種の

ハスクバーナのT536LiXPですが、似て非なるものであり

樹上のオールマイティーバッテリーチェンソーは

私の中ではSTIHLのMSA160Tではなく、

ハスクバーナのT536LiXPという事になりました。

刃の違いが大きいのかな?

T536LiXPのほうが チェンソー って感じなんです。

 

購入の参考にしてください。

ならないか。

 

マキタのMUC353DPG2のレビューですが

 

 

 

確かにパワーはあります。

35cmバーとの相性もあって、枝というか幹みたいな

対象木にはやっぱり自然に手に取ります。

 

が。

 

が。

 

負荷がかかると電気的に動作をストップする仕様なのですが

これが非常にイラっとする。

エンジンチェンソーだと負荷がかかってくると

「感覚」で あ、負荷がかかってるなと感じて何かしらの対処をするわけですが、

MUC353DPG2は前触れもなく動作が完全にストップします。

つまり、

エンジンチェンソーでいきなりエンジンスイッチが切れる感覚。

エンジンに慣れた人間にはトラブル感が満載なわけです。

実際は電源が落ちているわけではないのでリスタート出来るのですが、

慣れないと毎回 ハッっとなってイラっとなります。

 

何とかならないのかな。

気になるのは自分だけかな?

T536LiXPも負荷がかかると止まるけど

ここまでイラっとしないのはなぜだろう?

前触れ感があるのかもしれない。

MSA160Tは負荷がかかると唸る感じがあります。

(前触れ感)

 

ごめんなさい、疲れているので

まとまらない記事になってしまいましたが

どうしてもT536LiXPの良さを

感じている今、この瞬間に残しておきたかったので。

 

MUC353DPG2(もうちょっとスマートな型番に

出来なかったのでしょうか)

のイラっとする感じをブログで例えると


愛車

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今日も公園内で仕事

 

 

農業(生産)と並行してのハイブリッド経営。

 

うちには多くの農家が生活の柱としている

不動産収入が全くないため、とても苦労をしてきました。

安定しない売り上げがそのまま生活費となります。

 

正直足りない月もありました。

給料はパートさん優先で、家族にまで回らない事も多かったです。

 

もがけばもがくほど、仕事の価値が下がることも経験し、

こんなんでだれが農業をやるんだ?

と思ったものです。

大事に作ったものが市場でケース数百円になる屈辱、

やっている事、考えている事が他人から認められない

悔しさ、虚しさ。

 

それが、今ならわかります。

何をやってもうまくいかなかったあの時の原因が。

 

仕事が特殊であればあるほど、

間に関わる人を少なくしたほうが良いんです。

広く浅くではなく、深く狭く。

あたり前の事だけど、これがとても難しい。

難しいけれど、事業で儲けを出すには

これが絶対条件です。

 

無理に安く売り込まなくなった事で、

逆に利益は上がりました。

必要ない人は、いくら安くても必要ないし、

必要な人はいくら高くても必要なんです。

 

自分の能力の「売り込み先」が

個人事業のすべてという事です。

大きな企業の事は全く分かりませんが。

 

農家(家族)の力は、それこそが特殊な能力で

そのチームワークは仕事を生み出す可能性を秘めています。

 

そして、チームワークはいくらお金を払っても

手に入れる事の出来ない能力です。

仕事の対価を上げていくには

これを利用しない手はありません。

 

家族に感謝。

嫁に感謝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マキタ18Vバッテリー式バリカン MUH464D

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ちょっと前ですけど新製品が発売されましたね

 

 

 

今まで旧機種のMUH401DZを数年便利に使っていましたが、

さすがに刃部にガタが来て先日その役目を終えました。

どうせならと新機種を買ったのですが

(400mmから460mmのモデルに変えてみた)

 

 

音が静かになってる。

 

ヘッジトリマーは

落合のエンジン

STIHLの36V

マキタの18Vと数機種持っていますが、

まず、個人邸の植木仕事で落合を出すことはなくなりました。

 

刃は凄く良いし、パワーもあるし、

エンジンにしては軽く作ってあるので

道具としては逸品級のものなのですが、使わなくなりました。

 

職人肌の植木屋さんは、マキタの電動18Vバリカンなんて

玩具だと思っているだろうし、使いたくないかもしれません。

(実際、職人気質の嫁さんはなんでも刈り込みばさみで

バリカンは一切使いません。)

あくまで私の考えですが、楽できるところは楽をしたほうが

お互いの為であると思うんです。

楽に早く終われば、結果お客様は安く済むし

こちらも体が楽。

絶対鋏を使ってくれ、というお客様も今は少ないし

職人のレベルに敏感なら、まず自分が仕事を

請けることはないでしょう。

 

私が大事にしているのはコミュニケーション。

高齢のお客様は、

私たち夫婦が庭の手入れに行くだけで喜んでくれます。

確かに庭を綺麗にするのがメインの仕事ですが、

年に何回か会えることをお互いが楽しみにしているんです。

 

これは、毎回人が変わる価格重視の

シルバー事業団やチェーン展開の植木屋さんでは

得られない時間。

我々だけの贅沢な時間です。

 

さすがに生垣にはSTIHLの36Vですが、

その他の刈り込みはほとんどがマキタの18V。

手刈りの優しさを出したいときは、嫁さんが

丁寧に刈り込みます。

道具は適材適所で使えば、効率は良くなるし

何より体が楽になるんです。

私は本当に休みがないので、

これはとても大事な事。

 

マキタの18Vバッテリーバリカンは

プロがメインで使うような道具ではありませんが、

「良い仕事のために」楽をしたい職人にとって

とても有用な道具であることは間違いありません。

 

中国製ですが、特に不満を感じるところはありません。

作りはチープですが、よく働きます。

 

 

エンジンだと使用がためらわれる

閑静な住宅街、朝や土日でも使用できるレベルの機械音。

(状況を考えての使用にはなりますが)

 

コストダウンのせいか、刃にはかなりのバリがありますが

使用に関して特に問題は感じません。

 

旧機種も、ダメになったのは刃だけなので

新たに刃だけ購入して使い続けることにしました。

 

400mm と 460mmで使い分けられるのは便利かも。

 

マキタもわかっているようで、刃だけは日本製でした。

 

中国製の刃物は材質からして信じられないですから。

衣料、電気製品は中国製品でもかなり良くなってきましたが

刃物だけはだめです。

きっと国民性の違いなんだと思います。

 

最近明らかに仕事の金額の桁が変わってきました。

たまに、道具に否定的な職人さんがいらっしゃいますが

(職人気質、技術重視のその考えが間違っているとは言いません)

道具を使えるのも技術のうちです。

作業効率、安全係数が上がるなら

道具への投資は、今の時代にあっているとも言えます。

 

3年前には、想像すらしなかった仕事を

今は請けられるようになりました。

 

伐採に近い、高木剪定。

 

この仕事を終わらせたとき、また1段階

自分達のレベルが上がっていることを容易に想像できます。

自分達に技術がないからやらない、

あいつらには技術がないからやらせない、では

育つものも育たないんです。

十分な安全対策(マージン)を取った上での失敗は

自分達を成長させると確信しています。

かといって勢いだけでの挑戦では死にますね、この職業は。

 

自分達の能力の限界を知り、

それを超えた時は信頼できる仲間に仕事を依頼する。

 

職人仕事は技術かもしれませんが

ビジネスは判断力と実行力だと思います。

 

 

 

 

小包

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めちゃくちゃ怪しい小包

 

 

アムステルダムってどこの国でした?

 

先にマキタのインパクトを購入して

待ち焦がれていた コレ

 

トイレットペーパーの芯みたいな入れ物でも

ラベルを張るとなんかそれっぽくなる。

それもこれもすべてアイデア。

誰かが考えて実行しているんですな。

 

中身はというと

 

武器です。

 

 

うそです。

 

本来の使い方ではありませんが、

動作としてはこんな感じです。

 

ハンマーのいらないくさびっすね

 

マキタの18Vパワーでガンガン突っ込んでいけます。

もちろん伐倒にも使えますが、

 

うちでは恥ずかしながら、食われたチェンソーの脱出用途が

メインになりそうです。

 

チェンソー作業の中では、食われたチェンソーの処理作業が

かなり危険度が高いと感じているので。

女性が自分で救出できるシステムを考えたら

これにたどり着きました。

 

私は樹上で使う予定です。

 

軽量ソケットレンチ。

 

ASAHI のLIGHTOOLです。

 

 

幹切りで、重心が怪しい時や

チェンソーで最後追い込みすぎないようにして

最後これで処理すれば安全かなと。

 

商品名は

Jonko cone wedge

https://www.shizll.com/product/jonko/

 

メーカーはshizllです。

 

私がセレクトしたインパクトレンチは

 

 

で、Jonko cone wedgeをロックして使用するには

別に

 

 

 

が必要です。

 

ピンはCリングでもOKです

 

 

 

 

ラチェットハンドルはどんなものでも大丈夫ですが、

私的には強度と軽さと信頼性とデザインから

ライツールをお勧めいたします。

 

 

もちろん日本製です。

この値段でこの仕上がり、

かなり頑張ってます。応援します。

 

 

 

イージー バランサー

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昨日の小包の中には

もう一つ重要なアイテムが入っていました。

 

メーカー

shizll

商品名

イージー バランサー

https://www.shizll.com/product/easy-balancer/

 

 

どうやって使うかというと

 

木を吊るす道具です。

 

ロープワーク伐採はどうしても「システム」を組まなくてはならないので、

素登り+従来の単純な吊るし切りと比べると

どうしてもセッティングに時間がかかってしまいます。

植木屋さんや空師がロープワーク伐採を

まどろっこしいものだと感じてしまうのは、

切る前にやたらと時間がかかってしまうからでしょう。

 

ただ、私は木を切るという結果は同じでも

目指す目標がそもそも違うのではないかと考えています。

そもそも、なぜロープワーク伐採は

あんなにたくさんのロープを使うのか。

すべてのリスクをゼロに近づけるためではないでしょうか。

私たちはまだまだですが、本来ロープワーク伐採は

システムが理想通りに組めれば

安全かつ早く仕事が終わるんです。

 

安全というのは、

クライマーが絶対に落ちない。

木を切っても、大きな動きを見せずにそのまま

切られたところから静かに離れていく。

切ってからクライマーから離れる方向に木が動く。

下部に障害物があっても回避させられる。

 

ロープ無しではあり得ません。

しかし人間は残念ながらミスをします。

安全のために使っているロープが

ほんの少し結び方を間違えただけで、逆に

大事故の原因になってしまう可能性があります。

 

ですから、私は複雑なノットやオリジナルシステムを使いません。

いくらコストがかかっても、誰が使っても失敗しない

間違えようのない「道具」を導入しています。

 

バランサーは、大枝の挙動を制御するために

かなり重要で、

もちろんオリジナルでシステムも組めますが、

道具の選択、ノットを一つ間違えただけで

安全ではないシステムになってしまうんです。

 

その点イージーバランサーは、枝の大きさにより

大小のセットを選択するだけです。

強度の心配、システムの心配は必要ありません。

アンカー設置と枝の動きの予測に集中できますし、

セット角度がずれても一瞬でロープが張り直せます。

 

すべて計算してセレクトされたパーツ。

 

素人が、大丈夫だろ、と適当に作ったものでは無いので

安心して使用することが出来ます。

 

しかし、道具も完ぺきではないので

何かしらの要改善点が見つかるでしょう。

そしたら、現場で話し合いながら改善していけばよい。

 

それの繰り返しだと思います。

 

3年ほど前に10メートル程の枯れ松伐採でビビってた自分が,

大きな仕事を取れるようになったのは

完全に道具のおかげです。

職人世界じゃありえないスピードで駆け上がっていますね。

 

作業は鈍いですよ。

女性中心のチームですし。

でも鈍いのを気にするのって誰ですか?

 

クライアントが安全第一だと言えば、

それを目指す仕事であるべきです。

 

 

 

 

 

 

 

空中浮遊自由支点補助装置

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システム自体はその有効性を

実際に確認できたのですが、

システム全体のコンパクト化

軽量化を目指し

構想を形にしてみました。

 

安全性も未知数なので

あくまで実験用のシステム構築とします。

 

今回考案したのは、

リギングシステムの

メインアンカーの後に設置する

移動式サブアンカーです。

 

運用条件はいくつかありますが、

基本的に3方向からロープを張ることが出来れば

任意の位置にアンカーを設置できます。

重要なのは、吊るためのアンカーではなく

あくまでも吊っているのはメインアンカーで

アンカーポイントを移動させるためだけのシステムという事。

 

しかし寄せ集めの道具では、やたらとかさばってしまい

運搬、設置とも実用的ではありませんでした。

私は大きい仕事(利益)が入ると、必ず道具に投資をします。

そしてその投資は、またさらに大きな仕事を生み出すのです。

 

 

今回、投資したのは魔法のロープ。

 

ワイヤーの代替品になる

ダイニーマ製超高強度ロープ。

信じられないくらいに軽いんです。

 

 

システムの軽量化にはもってこいですが、

ダイニーマの特性や高強度ゆえの6mmという細さが

ロープワーク伐採使用での敷居を上げています。

 

まず、耐熱温度が非常に低い。

ポーターラップ等の

ロワリングデバイスを使用してのダイナミックリギングには

使用できないでしょう。

あと、6mmという細いロープを展張できる

メカニカルデバイス、私が知る限りでは存在しません。

素材自体が滑るので、プルージックコードも

家にあったものでは滑って使い物になりませんでした。

 

張れないロープを

どうやって張るのかが最初の課題です。

それでも一通りセットを組んでみました。

Samson Amsteel 1/4 200フィート 

ポーターラップセット

(ロープ完全固定用)

 

を3セット。

 

他にリギングハブ1枚。

 

この軽さで安全性に問題がなければ

私たちのチームにとって

相当使えるシステムになります。

 

GRCS+上記システムでの

スタティックリギングテクニックが確立されれば

クライマーの安全度が飛躍的に向上するはず。

 

3方向から保持されたリギングハブは、

クライマーが

リギングロープを枝に結ぶための

サブクライミングアンカーとして一時的に使っても

問題がないとすると(リギングロープ設置後に解除)

吊られる場所、ロープを結ぶべき場所から言っても理にかなう。

 

支点を迅速、かつ自由に移動するためには、

3人同時にポーターラップの場所にいることが望ましい。

これも4人チームのうちならではの強みです。

 

こんなコンパクトなシステムで

200フィート つまり60m3方

高さ15メートルのアンカー設置とすると

実際には40m3方、

つまり直線距離40メートル以内に

伐採対象木と同程度の木が3本あれば、

無いはずのアンカーを新しく「作る事」が出来ます。

 

伐倒不可能、切り落とし不可能で

自身にアンカーを設置することが出来ない

全枯れ支障木などの処理に有効です。

その際、リギングロープのメインアンカーは

浮遊支点よりも高い位置、

できれば先の3本とは別の木に設置すると

力、リスクの分散になります。

 

基本はGRCSなどを利用したスタティックリギングで

我々の知識や技術レベルでは

100kg以内でのカットで使用するのが現実的でしょう。

 

最後に。 

これらは決して安全性が確保されたシステムではありません。

どこかに考え付かないような弱点がある可能性もあります。

しかし、安全作業を求める為の行為、

海外製の優れた

道具の情報は共有すべきだと考えています。

 

支点が自由に設置できるという考え方に

危険性はありません。

しかしその「方法」には危険が潜む場合があります。

必ず自分の能力を把握し

安全マージン内での試行錯誤をお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

大包

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現場から帰ってきたら

アメリカから荷物が届いてた。

 

重量物の配送料は

当たり前だけど高い。

他にももう1梱包あったからかもしれないけれど

配送料だけで7万円以上。

 

何を購入したんですかね

 

 

ストレッチフィルム?最近増えました。

出荷側からするとすごく便利なアイテムだと思う。

 

こんなん

 

STEINのアーボトローリー

 

 

うちは基本的に伐採枝、剪定枝を処分場に持ち込まないで

自家処理をします。幹は薪ね。

伐採された木って想像以上に重いから

重機の入れない現場だと、こういうのはあったほうが便利。

というより、ないと運び出しに体力と時間を食われて

仕事になりません。

 

そもそも重機が入れたり、クレーンが入れる現場は

うちに仕事回ってこないんで。

こんなアナログな道具でも持ってると持ってないでは

作業効率は大きく変わります。

狭小地で伐採木の搬出が出来るって

それだけでも「強み」ですから。

 

しかし日本人とアメリカ人の思考の違いには

毎回驚かされます。

このアーボトローリー、最大荷重何kgだと思いますか?

 

日本人なら、普通耐荷重150~250kg仕様で作ると思います。

ヘビーデューティー仕様(割高)で

軽トラ最大積載量の350kg対応という所でしょうか。

 

なんとこのアーボトローリーは

最大荷重500kg。

軽トラックの最大積載量よりも重い物が運べる台車です。

基本となる基準が違うんでしょうね。

 

アメリカの辞書にはポン付けという言葉がありません。

ドリル、ハンマー必須。

 

 

日本人なら返品騒ぎ?

 

入るものが入らないんだから。

 

中国製品とアメリカ製品の違いは、

ひん曲げて

 

叩いて

 

 

あるべき姿にすると

 

愛着がわくのがアメリカ製。

 

捨てたくなるのが、中国製。

 

すっごくいい加減な所とか似てるんだけど

違うんですよ。

これ、わかる人いるかな。

 

合計10万以上かかっちゃったけど、

これを活用できる150万の仕事がとれれば問題なし。

 

そんなこんなで9月工期の工事見積もりだしてるけど、流れて

年末ヒーヒー言ってる自分が容易に想像できる。

 

まあ、でも

楽しいな。

人生こそが最大のゲームだな。

 

今思えばいろんなボスがいたな

 

 

 

 

 

 

 

サボテンという刃物メーカーを知っていますか?

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20年ほど前、東京都のある研修生時代に支給されたのが

サボテンの剪定鋏でした。

手の小さい私にとって、とても使いやすく

何よりも日本製道具の質感、操作性、

耐久性(使っていませんが今でも使える状態です)

を知ることになった一番最初の剪定ばさみです。

 

今は定番の岡恒ですが

 

 

サボテンというメーカーを忘れたことはありませんでした。

 

時は過ぎて20年後、

植木屋仕事を手伝うようになって

剪定鋏とは別に刈り込み鋏が必要になりました。

 

師匠と嫁さんは

岡恒のショートしか使いません。

 

 

 

人と同じのが嫌いな自分は、

岡恒にはない「軽さ」重視で刈り込みバサミを選びました。

 

購入したのは

アルスの

 

 

先ほどの日本製刃物メーカー

サボテンの

 

 

1550RFです。

 

職人が使うなら、岡恒一択かと思います。

パワーと切れがやはり違います。

ただ、植木仕事は片付けのほうが好きな私にとって

岡恒の刈り込み鋏はなんだか職人色が強すぎて

合いませんでした。

仕事感も道具も軽いのが好みなので。

 

アルスは確かに軽いんですが、

このモデルに限って言えばホームユーザー向かな

という感じです。

プロ用もありますが、そこまで行くなら岡恒でいいかなと。

 

で、サボテンです。

パワー感は岡恒の足元にも及びませんが

凄い色を持った道具だな、と。

アルスと形は似ていても道具としての完成度は

サボテンのほうが1枚も2枚も上手です。

道具の色というのが正確な表現かはわかりませんが、

1550RFには道具としての「色」があります。

 

まず、刃物の素材が違うんだと思います。

刃物にはいろいろな素材があり、

刃物の「色」を決める最も重要な選択です。

サボテンはその選択が的確だったという事でしょう。

パワーはありませんが、

その軽さから生まれる

繊細なハンドリングと切れ。

メンテナンスのしやすさは、岡恒以上です。

見た目より高い剛性感と

「切れた」時の音は、仕事のノリを生み出します。

 

さすがに3年ほど使ってやれてきたので

新調しました。

 

太い枝を切れるモデルも一緒に買ってみました。

 

 

実際に「仕事」で使ってみて

3年間品質保証に納得です。

切れ味はさすがに落ちましたが、

刃こぼれ一つありません。

硬すぎず、柔らかすぎず、

適切な素材選択、焼きが

施されているのでしょう。

 

 

何度も書きますが、パワーはありません。

しかし、軽さと使用感のバランスがまぎれもなくプロ品質です。

 

刃のかみ合い強さも、工具無しで調整でき

好みのセッティングで使用できます。

調整部のクリック感からも、MADE IN JAPANの

ものづくりのレベルの高さを感じ取ることが出来ます。

 

残念ながら、専用カバーがないので

私は

 

 

を使用しています。

鋏より高い、、、

 

日本にもまだまだプライドを持って、プロがよりよい「仕事」を

するための道具を作り出している企業があります。

ホームセンターやインターネットで

安物を安く買った自慢もいいですが、

良い物を買った自慢が増えるような社会になっていって

欲しいなと私は考えます。

 

 

 

 

 

 

 


特殊伐採 チームで共有しておきたい動画

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これは凄い。

確かに仕事には経験値が必要ですが、
経験する前に動画で疑似体験が出来る時代になりました。

作業チームでこの動画を確認しておけば、
まず作業に何が必要で、どんなシステムが適しているのか
判断するための指針になると思います。



経験者には当たり前の情報かもしれませんが、
これほど当たり前のことを当たり前に伝えられている動画は
私の知る限り初めてです。
特殊伐採 基本のバイブルとなる事でしょう。

なぜそのシステムなのか
なんでその道具が必要なのか。
それを正しく知るのが、まず第一歩だと思います。

今の自分の実力、能力を冷静に判断し
出来る事、出来ない事をあいまいにしないでください。
出来ない事は出来なくてもいいんです。今は。

経験を積むまでは、仕事に速さを求めないように。
経験値の高い人の作業スピードは、動きが速いのではなく
システムの選択、段取りの効率のよさから生まれる速さです。
動きだけせかせかしても決して仕事は早く安全に終わりません。

正しい知識と、十分な経験を。
これは自分にも言える事です。







ポータブルウィンチ PCW3000 購入方法について考える

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人生、常に判断決定行動、判断決定行動の連続です。

 

何が成功で何が失敗なのかは

他人が決める事ではありませんが、

最近の就職ありきの社会を見ていると

自分で精いっぱい判断、決定、行動を起こしたと

思っているつもりが、

実は判断決定行動を必要としない世界への

入り口なのだ。

と思う事があまりにも多いです。

 

ブラック企業と言われる企業は、無理やり

社員を雇ったわけではありません。

そこに勤めたのは紛れもなくその人の判断と

決定と行動でしょう。

会社がおかしいと思いつつやめられないのも

同じくその人の判断と決定と行動。

 

時給制のアルバイトで、時給をもっと上げて欲しいと

会社に文句を言うのは自由ですが、

時給制のアルバイトを選択したのはその人の判断。

 

大きな判断で、判断、決定、行動の自由の

無い所を選択して、

上が決定したことに対して、対処するだけの仕事を選択するのも

また人生ですが、

それが嫌なら、私は勇気をもって他人と違う

大きな判断をしたら良いと思っています。

 

私が小規模ながら事業を軌道に乗せることが出来始めたのは

失敗も成功もすべて自分の物だったからです。

まだまだ先は怪しいですが

自分の為の失敗ならいくらでもしたらいいが持論。

自分で得た経験値は、

アルバイト、サラリーマン以外

どんな業種になっても無駄になりません。

お金の仕組み、生み出し方がわかるから。

 

ちなみに、

ポータブルウィンチとは全く関係のない話でした。

ごめんなさい。

 

さて、題名のポータブルウィンチになりますが、

まず残念なのがこのような素晴らしい道具が日本から生まれない事。

他国に比べてロープ文化が遅れてるのかな?

 

使用方法を理解している方前提で話を進めさせていただきますね。

エンジンはホンダの汎用4サイクルエンジンを使用しています。

うちに数多くあるホンダ製汎用エンジンは

燃料管理、オイル交換、エアフィルター管理をきちんと行えば、機械的故障はまず起きません。

ホンダの汎用エンジンには「信頼」の

二文字しか思い浮かびません。これは誉め言葉です。

ただし、汎用小型4サイクルエンジンは、構造上定期的な

メンテナンスが必要です。

ここが ポータブルウィンチ購入判断の分かれ道となります。

 

輸入品となるポータブルウィンチは、直輸入すれば

10万中盤(適当です)

 

国内正規代理店経由では

20万円後半

 

当たり前ですが直輸入したポータブルウィンチは

国内正規代理店経由でメンテナンス、修理を

行う事は出来ません。

 

私の場合、十分機材投資の回収が可能な

現場があったので上位機種のPCW5000を直輸入しましたが、

継続的な使用で機材投資の回収を考えるなら

高くても国内正規品を購入したかもしれません。

それほど業務用品においてアフターサービスの有無は

重要です。

イニシャルコストではなく

ランニングコストを重要視するという事は、長期的な

事業戦略において私が最も重要視するところです。

 

確かに国内正規品は、直輸入品に比べて

かなり高額ですが

販売網の整備、メンテナンス、修理体制の構築

事業のリスク、利益、を考えると

国内の需要、販売数から言って決して

非現実的な価格でもありません。

 

道具の考え方として、ただ楽をするための投資なら

プラス10数万は高いかもしれませんが

私はポータブルウィンチに対してこう考えます。

出来ないことが出来るようになる道具だと。

出来ないことが出来るようになると、そこに対価が生まれます。

 

道具を使い、楽に早く仕事が終わったから

この仕事は安くしますよ。

では商売にならないでしょう。

道具を使い、人力では出来ないような仕事を

させていただきますので、こういう金額になります。

というのが、私のやり方です。

 

特に道具代のかかる特殊伐採は、

高額国内用品販売店にイヤミを言うのではなく

逆に、国内流通額を強みに作業単価を上げていくくらいの

考えでないとせっかくの特殊作業が

草刈り作業のような低価格競争に巻き込まれる可能性も

あるんです。

 

個人的には、命を預ける道具に

中国製品を使用する気が知れませんが、

確実にロープクライミング業界にも中国製低価格商品の流れが

やってきています。

安易な知識でリスク管理のできない事業者も増えていくでしょう。

 

草刈り機やチェンソーも中国製品がやたらと出回ってきましたが、

差別化こそが私たちの生き残る道ではないでしょうか。

草刈りボランティアと草刈り作業価格を比べられたら

かなうはずがありません。

安い道具で安い仕事を望むお客様もいれば、

その逆もあるんです。

 

金額が高くても安全な作業を。

ある程度のバランス感覚は必要ですが、

草刈りはともかく特殊作業に

大幅な値引き交渉の必要はありません。

安全に確実に作業を終えることが「仕事」です。

昨今、特に大きな事業体ほど仕事における「安全」の

比重が高まっているのをご存知でしょうか?

 

私にとっては、特殊な道具は高いほうが

見積もり時などにも説得力があるので都合が良いのです。

とは言っても、少しでも安く買いたいと思ってしまうのは

消費者の常。

 

実は、ポータブルウィンチの購入方法が上記2択だけだったら

記事にはしませんでした。

 

新たな台風の目が現れたんです。

 

 

 

正規取扱店

 

アフーフォロー安心と書いてあります。

(アフターの間違えだと思いますが)

 

もしこれが、メンテナンスも修理も行えるシステムの販売だとすれば、

今までの正規代理店経由購入の時代は、

同じ事業者側の人間としては残念ながら

終わってしまいますね。

今まで構築してきたものもあったろうに、、、

 

業界関係者、消費者側には、大ニュースでは

ないでしょうか。

ポイントをうまく利用すれば

直輸入と大差ないだろうし、

アフターサービスが完璧であれば

わざわざ、直輸入品のノーアフターの

リスクを負う事もなくなりますしね。

 

本当の所は私にはわからないので、購入予定の方は

まずアフターサービスについて

上記リンク先に問い合わせをしてみてください。

 

カードのポイントがたまったら

ポイント10倍デーを狙って

購入する可能性大。

いや、これは買いますな。

自分の事だからわかる。

SNSとか知らないからブログで呟いてみる

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(小田原に来たらやっぱり

アメリカンドッ君だよな)

 

(うまっ)

 

 

(なんか汚なっ)

 

(アメリカってワクワクさせるのうまいよね)

 

(中国に頼らない所に共感もてたんで衝動買い MADE IN USA)

 

(日本の企業ってコスパコスパうるさい消費者に惑わされすぎ)

 

 

(ハイエースの最低稼働率は

カメラ仕事で維持。作業員現場搬送、特殊伐採機材運搬でプラス)

 

(日本人ってどんだけ他人に完璧を求めんだ)

 

(ダメな人達の輝きを君達は知らない)

 

(自分の世界は自分で変えようぜ)

 

ワイルドな草刈り現場キタ

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見積もりだけど。

 

 

ススキの株多数。

 

愛用の

 


でイケなくもないだろうけど

ススキの繊維はなかなか手ごわい。

 

お客さんが作業の音を気にしているのと、

近隣住宅の状況を考えると

ハンマーナイフを行ったり来たりさせて

騒音をまき散らす事にメリット無し。

 

このくらいになっちゃうと18Vバッテリーツールじゃ

厳しいけれど、36Vならイケる。

ちょっとした雑木の伐採もあるんで

バッテリーチェンソー持ち込んで

オールバッテリーツールで挑む予定。

 

聴こえてくるのは嫁との夫婦げんかの声だけ

ってことで

3tダンプに積んだ発生材は、現場近くの私有地で

チッパーシュレッダーにかけ、堆積処分。

 

発生材は捨てたほうが安いって人もいるけど、

自分が重要視してるのは、所有機材の稼働率。

人を使うか道具を使うかの考え方の違いかな。

道具は考えてる通りの事を間違いなくしてくれるから

人間みたいに面倒な事はないし

自分みたいなワンマン経営者には向いてると思う。

 

こんな仕事をしていて一回もごみ処分場に

発生材をもっていっていない事を考えると、

チッパーで相当稼いだと思うんだけど。

 

葉っぱの多い枝や、若い竹

刈り草等水分の多いものは

スクリーンのあるチッパーに入れるとすぐに

スクリーンが詰まります。

いくらパワーがあってもスクリーンが詰まると

効率ダウンというか仕事にならない。

 

という事で

農家や、個人邸の植木屋さんなんかは

新興和のマルチパワーカッターシリーズが

強力にお勧め。

草も細かくなるし

詰まる構造を持っていません。

 

自分はOEMモデルの

 

 

KC80C。

ローラーを変えて葛が粉砕できるようにしてあります。

(枝物の処理能力は落ちます)

 

チッパー購入時には最大処理径に目が行きがちだけれど、

どんな仕事で使うのか?を明確にしないと

「稼働率」は上がらないし、稼げません。

 

最後に、エンジンツールの音の問題ですが、

エンジンの音が許容範囲かそうでないかを判断するのは

自分が依頼を受けている「お客さん」ではありません。

そこに無数に存在する近所の「人々」です。

 

そんな周りの事を気にする業者は少ないかもしれません。

だからこそ私にとってはビジネスチャンスなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マキタ 18V果樹剪定用軽量プロフェッショナルチェンソー発売 (しないんだな、これが)

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株式会社マキタの代表取締役が変わりましたね。

新社長の後藤さんは、私より一つ年上。
こちらはやっと事業が軌道に乗ってきたと舞い上がっているのに対し、
後藤社長は、重ねた年月ほぼ同じくして世界のマキタの頂点。
いやはや素直に格の違いを感じます。

マキタのヘビーユーザーとして、新体制の株式会社マキタに
望むことがあるとすればユーザーの2極化にうまく対応していって欲しい
という事。
最近のマキタはホームユーザー向け商品に全体が引っ張られている、
と感じています。

きつい言い方をすると、私たちの業界で
マキタを使っています!と言っても工具界のように
やっぱりマキタだよね、という話題にならないのが現実で
現状では残念ながらセカンド、サードメーカーという扱いなのです。

私の勝手な想像ですが、マキタの造園、園芸ツールの開発には
プロフェッショナルユーザーとの協力関係が皆無であるか、
畑違いの協力者がいる、もしくは開発コンセプト自体が明後日の方向を向いている、
等と感じられて仕方ありません。

いや、初期のコンセプト、アイデア
自体はどれも良いのかもしれません。
それを製品として昇華させていく過程で何らかの障害
(コストの問題、上からの否定的意見、開発協力者セレクトの間違い)
が発生している可能性があります。

アイデア、コンセプトは良いのに
使えない18Vバッテリーツールの筆頭が

マキタ 充電式チェンソー18V UC122DZ/マキタ

¥33,588
Amazon.co.jp

レビューは良好ですが、すべてアマチュアユーザーのコメントです。


大変参考になる
プロのブログ記事があったのでリンクさせていただきます。

(上手くリンクできないので貼り付け対応)
http://tenshinen.blog.fc2.com/blog-entry-1942.html


山形の農家「天心園」さんのブログ記事。
使用モデルは丸山の物ですが、マキタのOEM品です。



ほぼ100%記事内容に同意です。
せっかくの製品コンセプトが25APとの相性の悪さで
道具として成り立たなくなっています。

ただ「切る」という結果だけ見れば問題はないのかもしれません。
マキタにとってはホームユーザー向だから
この仕様でGoサインが出たのでしょう。
しかし見方を変えてみれば、我々が失敗したにせよ手を出したという事は
プロが欲しくなるサイズ感という事なんです。

天心園さんの作られた動画をみれば
マキタがプロ向けに作るべき18Vハンディチェンソーの
理想が見えてきます。



刃の違いだけでこれだけ
切断スピード、切り口が違います。

では、どのような対策、開発をすればよいのか?

回転数、パワーを稼ぐため
バーは無理に大きくしない(18Vなりの大きさで良い)
モータースペックを上げる(回転数)
ソーチェンを一新する
プロ用としてキックバック防止用のガイドバー先端の安全ガードを除去
オンオフスイッチではなく、無段変速スイッチとする

個人的には少しでもコンパクトにしたいので
チェーンテンショナーは
ワンタッチではなく通常のナット式で
小雨くらいには対応
とにかく軽くすればMSA160Tとは競合しない(MSA160Tはかなり重い)

常に腰にぶら下げられる
サイズと重さだったら最高です。

チェンソーの代わりではなく
あくまで鋸の代わりという位置づけで開発を。

世界でまだ一つもない
プロが使える最軽量ハンディバッテリーチェンソーは
マキタの18Vシリーズから出してほしいのです。
玩具はブラックアンドデッカーでいいじゃないですか
36VはSTIHLにかなわなくったっていいじゃないですか
マキタにはマキタにしかできない事があるはずです。

新体制マキタからは
マネタなどと呼ばれない、プロが胸を張って持てる
オリジナル商品が発売されることを願います。


最後に、天心園さん
素晴らしい動画をアップしていただきありがとうございます。
これだけ同環境での切断性能差がわかれば
株式会社マキタの開発チームにも、いかに今の仕様がダメなのか
しっかりと伝わる事と思います。
今の仕様では少なくとも「剪定」には使えません。

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