はじめてクロー系の機械を使って
色々わかった事があります。
017CRには油圧配管を付けていたのですが、
あえて軽量重視で
3点リンク式の
つかむっち TM-10をセレクトしました。
ピンの隙間が盛大に出てしまったので
メーカーにシム溶接をしてもらいました。
装着初日の仕事は、
つつじの伐根。
勝手な想像で つかめればバコバコ抜けるものだと思っていました。
ミニショベルをダンプから降ろして
意気揚々とクライアントの見ている前で
ブチブチっ
あれっ
あれれれ
上部だけちぎれて
根っこはそのまんま。
でもでも
根っこをつかめば
簡単に抜けるはず。
んぐーーーー
あれっ
あれれれ
地面に刺さらない。
3分やって
仕事にならない事を理解し、
バケットのついた3tミニショベルを
うちに取りに帰りました。
あっさり終了~
で、クライアントは
こういう時に見てないし。
つまり、1.7t用のつかむっちを使って
伐根なんてもうこの先怖くてできません。
同じつつじでも
つかむっちを通常バケットに変えたら
あっさりと伐根完了したことを
付け加えておきます。
正直この時は、1.7tミニショベルに
クローはいらなかったかなーと
少し後悔をしていました。
ただ、今日
その眠ったポテンシャルを確認。
同時に先行投資回収終了のお知らせです。
3点リンクのつかむっち TM-10
と
3tミニショベル用の油圧式クロー
ふりふりつかむっち
を今回購入したわけですが
安くはありません。
安くはないが
直感で買ってしまえと
自分の脳が言うもんだから買いました。
そしたら
作業効率が
めちゃくちゃ向上し
購入理由だった現場が
考えてた日数の半分以下で仕事が終わってしまいました。
逆に言うと
これを買っていなかったら、
日当仕事以下になっていた可能性があります。
恐ろしや。
1回の現場で
機材購入費回収できました。
次のつかみ仕事から
利益になるということですな。
特に
1.7tミニショベル × つかむっち
の組み合わせは
ゼノアの中型チッパー SR3100との相性が
めちゃくちゃよいです。
小回り、気軽さ、能力
伐採、チッパーサポート作業においてかなりバランスのいい機械となりました。
ただ、うっかり
補強入れずに稼働させてしまいました。
勝手に補強が新車時から入ってるミニショベルを買ったと思ってた。
3点リンク式と言えども
補強はしておいたほうが良いと思います。