ハイエースの強制換気には
FIAMMA TURBO KITが良さそうだな
という所まで行きついたんですが、
何せ国内どこにも在庫が無い。
これだけハイエース需要があるのに
国内にずっと長期的に在庫を切らしているのには
何か理由があるなとは思っていましたが、
ドイツ経由で取り寄せてみて
「これかな」
と思った事があったので
記事にさせていただきます。
私はセカイモンで購入しました。
送料を含めると特に安いわけではないのですが
どうしても欲しかったのです。
便利な世の中になりました。
今までは国内バイヤーが選んだものを
私たちは「選ばされていた」のですが、
世界から積極的に良いものを手にいられる時代になりました。
国内に流通していないものの中に
当たり前ですが「逸品」は存在します。
そんな商品もここで紹介出来たらな、と思っています。
ワクワクして開封してみると
正直、価格に見合わない作りだなと感じました。
なんとシガーソケットのDCジャック側が
購入した二つともジャックに「ささらない」のです。
あと数ミリ入らないと、プラプラですし
もちろん動作もしません。
（電極が接地しない）
その原因は
接地用器具との穴の「ずれ」
どう考えてもセンターが出ていない、、、
新品、二つともこの状態ですよ。
セカイモンの購入店舗が、他に比べて安かったので
こういったはみ出し物の投げ売りだったのかもしれませんが。
個人輸入の欠点は、このくらいの値段のものだと
返品、クレームが面倒な事です。
とりあえずちゃちゃっと直してみましょう。
そのほうが早いし、ストレスもない。
躊躇せず穴を広げます。
イタリアメーカーの中国製造品なんてこんなもんです。
キッチリはまるようになりました。
ちなみにヤスリは
20年前に買った、ドイツ スタビレー社のものを
現役で愛用しています。
良い道具は、長持ちしますし
愛着もわきます。
何度このヤスリで道具を生き返らせてきたか。
ドイツ製品は、アメリカ製の道具にはない
職人志向の道具が多いです。
ジャックは正常にささるようになり
二つ買ったうちの一つは動作するようになったのですが、
もう一台がうんともすんとも言わない。
こうなりゃもう分解です。
ちなみに、FIAMMA TURBO KITを分解するには
が必要です。
普通の軸のドライバーも
精密ドライバーも
FIAMMA TURBO KITの＋ねじ部には届きません。
トルクのかかる
細軸ドライバーは
精密ドライバーの他に持っていても良いと思います。
アネックスは信頼できるメーカーです。
開けてみると
なるほど。
そことそこに、はめるほうが難しいだろ。
メーカーの動作チェックもしてないってことですよね。
イタリアメーカーは、日本人とは商売しづらいでしょうね。
感覚が根本的に違う。
イタリアのロープウィンチを導入した時にも感じたけれど
壊れたら自分で叩いて直せってスタイルですよ、イタリア人は。
なぜかそういう機械は愛着がわくので、個人的には嫌いじゃないですが
日本人には受け入れられないだろうな～
この2台、日本で買ってたら多分皆さん返品でしょ？
そんなリスクのある会社の商品、日本の商社は
扱いたくないですよ。
削って使ってください。
ドライバーで分解して
ジャックをはめ直して使用してください。
なんて言えないでしょ。
こりゃ日本の代理店で扱える製品レベルではないですわ。
ただ、
ただですよ、
目の付け所は最高なんです。
超低消費電力なので、
工具用バッテリー一つで2台同時使用が可能なんですね。
車中泊で
手間やコストを掛けてソーラー充電なんか考えるんだったら
工具用バッテリーをいくつか積んでおけば、
より実用的に低消費電力機器の使いまわしが効きます。
まだやってないんですが、
極性反転をして
1台は排気モードで使用しようかと考えています。
うまくいくかな。