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火災現場、動物の死体処理でわかった 個人で用意(購入)可能な災害対策用装備、資器材。

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今回手伝いで入った火災現場の片づけは、かなり勉強になったので

私なりの考え、情報を記事にします。

 

ケガなどで動けなくなった大人一人に対しては

大人二人の力が必要になります。なかなか映画のヒーローようにはいかなそうです。

担架があれば便利、というよりも私も今回経験して初めてわかったのですが

動けない人、意識のない人を運ぶのには、担架が無くては全く話になりません。

担架なんて大げさな、と思うかもしれませんが

人を助ける道具としてはかなり優先順位の高いものだという事がわかりました。

 

 

家庭で作れる自作簡易担架です。

重要なポイントをおさえているので

この動画を貼ります。

毛布はどこにでもあるものだし、棒は普段から丈夫なものを

用意したり、考えておけばよいでしょう。

 

そしてやはり助け合い。

1+1=2ではないのがチームプレーです。

家族、職場の仲間、気心が知れていれば

質の高いチームワークが発揮できると思います。

 

2次災害に注意です。

家屋の倒壊、火災、怪我、自分が助けられる側になっては

元も子もありません。

必ずすぐ近くに危険があると思ってください。

危険な場所で普段仕事をしている人は、危険を見抜く力がありますが

そうでない方はあまりにも無防備です。

 

倒壊した家屋の付近には、ガラスや釘が散乱しています。

簡単に普通の靴を貫通し足に突き刺さりますので

自分がケガ人になりたくないなら必ず安全靴で。

ヘルメットを着用しないのも自殺行為です。

頭を守るだけで死ぬ可能性はぐっと減ります。

 

私たちはヘルメットや安全靴を、法律を守るために身に着けているのではありません。

自分が死なないため、怪我しないために身に着けているのです。

 

どうかどうか、家族の為に一家の長は

家族人数分のヘルメットを用意してください。

ヘルメットを着用するのが決しておかしくない事を

子供に伝えていかないと、彼ら彼女らが大人になった時

また同じ教育を繰り返しかねません。

現場仕事以外の方や女性は、震災時法律で着用が決まっていないヘルメットに

抵抗や違和感を感じるかもしれませんが、

怪我や死亡リスクの高い各国軍隊や我が国の自衛隊が絶対にノーヘルで仕事をしない事を考えれば

いかに頭を守る事が重要かわかるかと思います。

 

日本は震災大国なのだから、防災意識の高い国民には

何らかの優遇税制を用意する、

ヘルメットを家族分購入した家庭の民間保険は

何らかの割引サービスがあるなど、なにかと「得」が感じられる方法で

日本人の心をコントロールするのが現実的かなと

私は思います。

 

日本人は

命を守るためにヘルメットを購入してください!

よりも

ヘルメットを購入すればいろいろ得をしますよ!

のほうが、きっとヘルメットの購入意欲がわくでしょう。

 

それで国民の震災時における安全率が少しでも向上すれば

国としてもしてやったり、ということになるのでは。

でもまずは民間からですね。

保険会社が、ヘルメットメーカーと組んで

傷害保険、生命保険等にヘルメット購入割引プランを設定するのは

どうでしょうか。

ビジネス的にもうまくやれば双方利益率が上がるかと思います。

(保険の割引分は、ヘルメットメーカーから入る仕組み)

国民もあるものは使わなきゃ、となるので一石三鳥です。

 

安全靴は釘の踏み抜きなどに対応(ソールに鉄板等)していれば、

なんでも役に立つと思うのですが、水っぽい場所や泥汚れの多い場所なら

長靴タイプ。

重作業がメインなら革靴タイプが良いでしょう。

 

私がお勧めするのは青木産業のD300

常に毎年品切れですが、私も家族も仕事ではこれしか使いません。

たぶん人気で生産が追い付かないのだと思いますが

ちょくちょくチェックしていれば楽天でも買えるタイミングがやってきます。

 

 

 

 

私の下手なレビューよりも、まず買ってはいてみていただきたい靴。

話はそれからだ。という事にさせてください。

 

絶対の安心感と信じられない履きやすさ。です。

 

まだまだこのシリーズ続けたいのですが、

えらく長くなりそうなので今日はこの辺で。

 

あと気をつけてください。家屋倒壊現場でのアスベスト飛散。

私は昨日うっかりノーマスクで半日作業してしまいました。

太陽光に照らされて、やたらチリがキラキラしているなと思っていたら

アスベストでした。

屋根にスレートが使用されていたのです。

建築が古い小屋や建物には注意してください。

 

消火液で濡れている間は良かったのですが、乾燥するにつれて

少しの衝撃でアスベストが舞うような状況になりました。

その後対策として専用マスクなどなかったので簡易マスクを使用したのですが

ほとんど意味がなかったでしょうね。ないよりまし程度かもしれません。

解体の仕事ではなかったので、軽度のアスベスト吸引だと信じたいです。

 

リスク対処できてないのは自分だったってオチです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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