
耕作放棄地としては
まだまだかわいいレベル。
耕作放棄1年生といったところでしょうか

私の仕事が増えるという事は、
新しく農業をやりたい人達が増えているという事。
ここには自分が農家だからこそ、感じられる喜びがあります。
これから農業を目指す方に、
一言言わせてください。
農業は「仕事」ではなく
生き方だと思っています。
失敗したら、
次、成功させてください。
会社のように叱ってくれる人はいません。
収入面で不安な時期もあると思いますが、
必ず自分のこだわりを理解してくれる人達が現れます。
そういう人達を見逃さない事が
食っていけるかいけないかの分かれ道です。
現在、農業だけで経営が成り立っている農家をみると
労働に対する適正な対価を得られている方が多い。
(都市農業において。郊外の大規模農業は全く分かりません)
何の仕事においてもそうですが、
実績作りが一番大事な事なのではないでしょうか。
次に、タイミング、つまりビジネスチャンスを逃さないこと。
そういった営業系が苦手な
不器用な(悪い意味じゃない)農家のために、
農家のビジネスチャンスを広げる、繋げる、
いわゆる
顧客のニーズと、各農家の特色をマッチングさせる
ビジネスもこの先、農業界において需要が増えていくかもしれません。
イメージとしては
野菜を出荷する市場ではなく
農家の特色をセリにかける市場。
(あまりいいイメージではないですが)
繋がった場合は、手数料を頂く。
もちろんお互いからの登録料も発生している。
ビジネスチャンス!
農業に限ったことではないですが、
顧客が求めているのは「価格の安さ」だけではないですよ。
確かにオープン化された情報社会では、
消費者の「低価格志向」が目につきますが。
こんな時代に勝負ができるのは、直立不動の大企業ではなく
フットワークの軽い中小企業
もっと言うと個人事業主です。
個人の能力を活かした
特化型事業の時代がやってきますよ。
がんばって大企業に勤めても、上司に認めてもらう前に
時代が変わっちゃいますから。