マキタ社員の方は
「高価格帯バッテリー式業務用LED投光器」
の需要に関してどのような考えをお持ちでしょうか?
ヤフオクでマキタライトの改造品が
1万円以上で競い合うように売れているのをご存知ですか。
もちろん私も購入しました。
LEDライト部は典型的な中国製の既製品ですが、
本当に良く出来ており、ブログでの大々的な紹介を考えていたのですが
残念な事に販売者が購入後のメールには全く無反応と言う事で
ブログ記事で取り上げるのはやめました。
(記事掲載の了解を得ようとメールをしました)
買うまでは丁寧な返信が返ってきていただけに
非常に残念であり、道具としては魅力的なのですが
正直まったく使いたくなくなってしまいました。
詳しくは書けませんが私が購入した時点で
数百個納品した実績があったようです。
現在も順調に販売されているようなので
4桁は売り上げるのではないでしょうか?
同じ販売者さんの商品で
なんと27,000円で落札されました。
私はLED投光器の照度合戦に「全く」興味はありませんが
多くのユーザーは明るければ明るいほど販売価格に納得する傾向にあります。
10Wで1万円
20Wで2万円といった所でしょうか?
しつこいようですが、明るいだけのLEDライトは実使用においては
使いやすいものとは言えません。眩しいのです。
本当のプロが必要としているのは照度ではなく(もちろん照度も重要ですが)
その「明かりの質」であると言う事を今のLED投光器販売界や
ユーザーのほとんどが認識していません。
明かりの質は 発光体、照度、発光面積、デュフューズと
多くの要素が絡み合い生み出されるものです。
強い影の出来るハロゲン投光機で細かい作業をする人はいないでしょう?
影の出にくい蛍光灯の光が細かい作業には適しているのです。
優れた技術者ならLEDの光を
限りなく蛍光灯のような光に近づけていく事が可能であると考えます。
照度を上げるだけなら中国製品でも容易に出来ます。
しかし、光の質を作り出すという事に関して
今の中国製投光器は全く考えられていません。
きっとこの先も同じです。
私が過去に記事にした文字通りの業務用LED投光器は
光の質の部分に「コスト」をかけています。
(販売価格10万円以上)
しかしどのライトメーカーもバッテリー技術は一流とは言えません。
開発すべき業務用LED投光器が見えてきませんか?
大きな現場では発電機を使用するので
10万円クラスの大型バッテリー式投光器にあまり需要を感じません。
では2.3人のチームで使える可搬性に優れた
コードレス小型360度投光器はどうでしょう?
一人での作業なら
ML801の近距離使用で十分です。
複数人で明かりを共有できる
ML810の開発を強く望みます。
最後に、DeWALTでは純正で製品化しているんですね
USBアダプター
マキタでも製品化は必要でしょう