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マキタ社員様 新製品開発 提案 

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これから暑い夏がやってきますね。


真夏の震災現場でなにが必要になると思いますか?

いや、実際に必要というより

消費者が「必要であろう」と防災用品として考えているものです。


それが充電式扇風機。


マキタには現在

マキタ CF201DZ 充電式ファン 青 本体のみ/マキタ
¥6,292
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という扇風機があります。

レビューを見ていただけるとわかりますが

不評ですね。

私も買う気の一切起き無いタイプの製品です。


次に、去年ヒッソリと

マキタと業務提携したシャープですが、

こんな製品を出しています。


SHARP プラズマクラスター搭載リビングファン ベージュ系 PJ-C2DBG-C/シャープ
¥16,800
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充電機能付きのコードレス扇風機。

こちらは発売当初より値段がこなれてきたので

買いやすくなりました。

レビュー内容も良好ですね。



そして、私がビジネスとして

もっとも上手い事やってるな、と思う会社の扇風機がこれ

バルミューダ 扇風機 グリーンファン ジャパン ポイント10倍 送料無料 特典付き BALMU...
¥37,800
楽天

値段を見て驚きませんか?

でもこれバッテリー別の価格なんですよ。


専用バッテリーを購入すると

充電式扇風機として4万円を超えます。


私は初期モデルを使用していますが




確か2万円程だったと思います。


初期モデルは中国製でしたが、

最近販売しているのは日本製のようです。


誰もが驚く高額製品。

先に断っておきますよ、私の勝手な想像ですが

この製品、中国生産にしても、日本生産にしても

コスト以外の利益が1万円あります。


レビュアーが1000人いますから、

単純に1000万円。

他でも販売していますので、1万台売れているとしましょう。

えっと、、、扇風機で1億円の「利益」ですよ。


このメーカー店頭販売はしていません。

ネット販売も限られた所でしか購入できず、

価格の変動は全くありません。値引きをしないのです。


初期型2万円の

この扇風機にかかる経費は

商品の企画、デザイン代、広告デザイン代、サンプル製作代、

部品代、組み立て代、運賃、ショップの利益かな。


勝手な想像で内訳を考えてみましょう


企画デザイン代  100万

広告デザイン 50万

サンプル製作 50万

部品    5000円

組み立て 2000円

運賃    1000円

ショップの利益2000円


1台あたり1万円のコスト

デザイン代と広告デザイン代サンプル製作代は

売り上げ分からという計算にすると


1万台売り上げれば

1億円の中から

200万円をデザイナー、サンプル製作に払えばよいのです。

ざっくり多めに500万円かかったとしても

9500万円の利益。


その利益とは別にショップは

1台あたり2000円儲かっているわけです。

1000台売れれば200万円。

安いと思われるかもしれませんが

発送業務をメーカー直送にすれば

ショップが行うのは伝票管理、顧客対応、クレーム処理のみ。


かなり適当な計算ですが。

(算出額は、私のでたらめな何の根拠も無い数字です)


ここで重要なのは内訳の大小ではなく

消費者を含め

すべての人が利益を得られるシステムです。

レビューを見ればわかりますが、

購入者が一番求めているのが「安さ」ではないことに注目してください。

自分にとって「価格以上のメリット」があるから

2万円という高額な扇風機でも購入するのです。


それは商品デザインであり、低消費電力がもたらす

エコロジー感覚かもしれません。

震災需要のみならず節電への貢献も見逃せないでしょう、

商品コンセプト、カタログイメージの大成功と言えるのです。


日本人の大半は

2011年輪番停電の経験、情報から

バッテリー作動機器の必要性に気が付いています。


マキタ扇風機は

騒音、

バッテリーでの短い作動時間、

一部にしか受けいられないデザイン、

という欠点があり


普段から使えず

夜寝るときに使えず、

アウトドアやキャンプ、震災時では

半日持たず、

と仕様用途が現場使用でしか考えられていません。


そしてシャープ製品は

機能は最新で優秀だが

なぜかニッケル水素電池採用という

中途半端な仕様になってしまったのです。


リチウムイオン充電池に出来なかった理由があるのか、

単にコスト的な問題だったのか、

気になりますが、


せっかくマキタとシャープが業務提携してるいるのです。

全自動芝刈り機を作る前に

もっと早くお互いの良さを活かせる製品が出せないのか?

と一消費者として悶々としてしまうのです。


私が願うのは

マキタのバッテリー掃除機のような

現場使用にこだわらないデザインで、

AC,バッテリー兼用。低消費電力。

(BL1830使用時、弱で10時間稼動)

(実際、近接使用では弱で十分という事が多い。)

片手で持ち運べて、

多少荒く扱っても壊れない堅牢性

(バルミューダ グリーンファン唯一の欠点は その堅牢性の無さです)


使用用途例


真夏の暑い朝

急にバーベキューに行くことになった。

全く電池を充電していなかったが、

マキタは22分でフル充電が出来る。

出かける用意をしているうちに

充電が終わり、

一日中発電機のような大騒音を出さずに

扇風機が使え涼しくすごせた。


バーベキューが盛り上がりすぎて暗くなってしまったが

バッテリーをML801 LEDライトに付け替えて

スマートに撤収完了。


マキタのバッテリーは

繋がるんです。

これはマキタの強みであり

他のメーカーが参入したくても「できない」分野なのです。

特に、

アウトドア 

防災用途において

汎用バッテリーを使うメーカーに今の所ライバルはありません。

それはマキタバッテリーシリーズにML801がある事、

充電がたった22分で終わることがとても大きいです。


調べてみてください

こんなに優れた充電地を使った家電は

世界のどこにもありません。


マキタは使い道の無い

安物扇風機を作っている場合ではありません。

高くても需要があれば「売れる」という事を

忘れてはいけません。


マキタは会社の方向性から無理かもしれませんが

シャープならいけるでしょう。

BL1830バッテリーを隠すのではなく

魅せるデザインにしてしまうのもありでしょう。

1830をシリコンスキンでポップな感じにしたりして。


バルミューダの扇風機

現モデルから日本製になったわけですが、

マキタ社員の方はどう思われますか?

マキタと逆の流れを作っているわけです。


私はたとえ扇風機が37,800円でも

メーカーの利益が大きいとわかっていても

一生懸命働き、お金を貯めて

バルミューダの考え方への賛同と、

日本のモノづくり産業への投資として

2台目のこの製品を買おうと考えています。


この商品は長い目で見ると

売る側買う側すべての日本人に利益のある

販売モデルだと信じています。













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