ここではあえて
「普段使い」
ではなく、
困ったときに
ピンチを乗り切るときの工具
いや、違うな。
工具そのものというよりも
考え方、について考察していきたいと思います。
私はマニアなので
家にはバイクはもちろん、
車も分解(組み立てられは、しない)できるくらいの
工具はあります。
ただ、それだけ揃っていても、
その工具を持ち歩いていなければ
仕事の現場で機械が故障したときに対応できる術は
ありません。
道具は必要な時に手元にあって
初めて役に立つものなのですが、
これがなかなかどうして
「必要な時に道具が手元にない」
という状況が決して少なくないのであります。
私の環境でいうと、
大体仕事は
軽トラ、軽バン、ハイエース、3tダンプのどれかで
作業現場に移動したのち、そこからまた車から降りて
10分~30分歩く、という事が多いです。
つまり、作業機械の故障リスク対応を工具の目線から考えると
1.作業場所での修理(携行工具)
2.車を止めた場所での修理(車載工具)
3.家に持ち帰っての修理(ガレージ据え置き工具)
と大きく3つに分けられます。
どんな故障にも対応ができるのは
3.
です。
が、機動力はゼロです。
先ほど言った通り
作業的にできないことはないのですが、
工具全部を持ち歩けないことを考えると
時間単位で考える(儲ける)仕事には向いていない修理対応の考え方です。
もし、朝イチで機械が壊れてしまった場合
持ち帰って修理、というのは
その日はもう仕事ができないという事ですから。
私はこれを一番避けたい。
次に、なんでも詰め込めそうな
2.車載工具ですが、
自宅作業場と同等の環境を目指して工具セレクトをすると
工具の数ばかりが増えてしまい、私の場合は
なんだかそれが嫌になって全ての工具をおろしてしまいました。
車両によっても工具の占有できるスペースは変わります。
車載工具の理想はやれること、やることの割り切りと
各車両ごとの車載工具セットアップなのだと思います。
車載工具の車両間移動は考えません、
その移動作業が面倒になってしまい
必要な時に必要な車に置いておくことができないからです。
何度も書きますが、
工具は手元にあるから
役に立つものなのです。
いくら優れた工具でも
家や別の車に積んであっては
まったく意味がありません。
そこで、今まで蓄積してきた
自分の故障経験値から
ある程度セレクトして
各現場ごとのリスク対策工具が形になってきたので
ここで少しづつ公開していきたいと思います。
としやさんコメントありがとうございます。
このブログも寝落ちしてしまったので
中途半端になってしまいました。
頭がはっきりしているときに
コメント返させてください。