やはり日照時間の少ないこの時期、
暗くなっても引き続き
屋外作業の出来る
バッテリー式高出力LEDライト(投光器)は便利ですね。
マキタの最高出力バッテリーライト
ML809
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も購入し使用しています。
ML811
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とセットで使用すれば、
よほどの事がない限り
過去に買ったML805
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2台をサブで持ち出さなくても大丈夫です。
もしあれば、ほとんど昼間と同じ環境で作業ができると思いますが。
コードレスでこれだけの光量を手に入れられると、
業務で全く問題なく使用が出来ます。
特に
ML809の大光量は
ランタイムを犠牲にしてでも
引っ張ってきた価値があると思います。
ここぞという時の安心感は、
今までのマキタLEDライトにはないものです。
私の使い方では、
投光器が必要な時間は
多くても2時間くらいなので
ちょうどML809の最大光量でバランスが取れています。
しかし、ここらでマキタには提案があります。
ルーメン重視の考え方はここらで落ち着かせませんか?
確かに消費者には
こんなに凄いんだぞ!と言う目にみえる「数値」でアピールすることは
重要です。
業務用ライトは明るいに越したことはありませんから。
ただ、ルーメンが高いだけで
どんな仕事でもマルチに使えるのでしょうか?
いや、本当に大事なのは光の強さではなく
光の質だと思います。
今回発売された
ML809
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ですが、
確かに光量はあります。
カタログ上でも実データでも
間違いなく工具用バッテリーで動作する
LED投光器として最上位レベルです。
ただ、このスペックのまま使用する人がどれだけいるでしょうか?
点灯して初めて分かるのですが
一万ルーメンが直接目に入ってしまう位置での作業は
不可能です。
常に目つぶしを食らう状況での業務は不可能ですし、
かなり危険でもあります。
一瞬でも素のML809を見てしまうと
目はブラックアウトしてしまい、
しばらくML809のLED素子の残像とお付き合いすることになってしまいます。
色々な業種の方がいるので
みんながみんな同じだとは思いませんが、
私だったら標準付属品の防眩フィルムを使用しない
ML809運用はあり得ません。
つまり、業務上はカタログスペックの1万ルーメンよりも
防眩フィルムによって照度は落ちてしまったとしても
明るさより、光質を重視する。という事なのです。
マキタに、世界最高峰のバッテリー式LED投光器を開発する
技術やそれを形にする力がある事はわかりました。
ただ次に考えるのは、カタログスペックの明るさではなく
実用的な光質と、実用的なライト設置方法ではないでしょうか。
というのも
私が前から言っているように、
作業照明は下から煽ってあてるものでは無く
自分の頭より上から当てる事がとても重要です。
部屋の電気がなぜ天井にあるかを考えれば
分かるかと思うのですが、
これがなかなか人に伝わらない。
作業用照明は、灯体以上に
三脚スタンドが重要なのです。
ML811 ML809には
今までのML805の玩具のような三脚スタンドとは違う
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しっかりしたものが発売されています。
重いですが(理由があっての仕様だとは思います)
業務運用をするなら
これをケチってはいけません。
このスタンドを使用して得られる灯体の高さは
システムの完成形です。
が、オリジナルで設計されているせいか
まだまだマキタ自体にスタンドノウハウが少なく
作りの質や、構造に詰めの甘さを感じます。
特に感じるのはここ
灯体と
スタンドの接続部分なのですが、
一応工具を使わないでスタンドから外すことが出来る構造にはしてあるのですが
これが残ったら
床置き出来ないですよね。
普通に置いて使いたい時には
工具が必要になってしまいます。
せめて
灯体内に簡易スパナでも収納できるようにしてくれれば
何とかなるんですが、出先でこれが外せなくなるのは
結構面倒です。
保管の時もこれがあるせいで置き場所に非常に困ります。
次の開発はこういう所からです
マキタさん。
余談ですがMR203スピーカーを
仕事場にお出迎えしたため
お下がりになったMR200
定位置が決まりました。
ディーゼルエンジンに負けないマキタ。
軽トラ
3tダンプ
の助手席にはいつもこの相棒が。
何度も言わせていただきます。
MR200系の開発チームの方
私の毎日を変えてくれました。
本当にありがとうございます。