造園業界や林業界でも、他業種と同じように
女性が活躍する時代になってきました。
ただ、女性が先陣を切って現場を仕切る。
というのを私は目にしたことはありません。
この業界ではまだまだ男性主導が当たり前のようです。
確かにパワーに頼った、草刈り、伐採、搬出
となると男性有利ですが、
最近の緑地管理業務の動向を考えると
作業スピードよりも安全面や「人当たり」を重視するようになってきていると感じます。
現場で、従業員を怒鳴るような業者は
もちろん歓迎されませんし、
来園者への配慮、挨拶は基本中の基本です。
誰が現場に入るかわからない、下請けや孫請けのシステムは
私の中では終わっていますし、
私が元請けだったら、毎回寄せ集めの集団よりも
信頼関係が築けている業者を
安定的に長く使っていきたいと思う事でしょう。
ここまで話せば、お分かりになるかと思いますが
多くの人目につく公園管理業務において、
女性主導の現場作業チームは「時代に合っている」と
言えます。
そんなことが果たして可能なのか?
胸を張って言えます、可能です。
ただ、既存の業界システムの中で女性が先陣を切っていくというのは
無理です。
「私も緑地管理業務がしたい」
と思って、求人のある大きく安定した造園会社に入社したら最後
「こんなはずじゃなかった」
そうなるのが目に見えています。
人の多い造園会社であればあるほど
男性主導の考えが根強く残っています。(現場に)
会社的には女性進出を応援していたとしても、
現場に女性を育てる「仕組み、ノウハウ」が生まれていません。
そもそも、大きな造園会社において
女性の「独立」を考慮している所なんてあるのか、それさえ疑問です。
いくつかポイントを押さえる事ができれば
女性メインチームでの緑地管理業務を目指す事は可能です。
なんでそんなことがはっきりと言えるのか?
私自身が
私(男)1人、女性3人で実際に緑地管理業務を
行っているからです。
この先女性目線での、緑地管理業務の考え方は強みになっていきます。
それはつまり「作業」だけが「仕事」ではないという事。
考え方や行動、イメージも重要になるという事です。
今までいろいろやってきて、
女性には、仕事をこなすだけの男(私)にはないものを
色々もっている事を実感しました。
ただ、経験が無いのにいきなり現場仕事は無理です。
私個人的な考えとしては造園業未経験者のほうが
「その人ならではの能力、技術」を
伸ばすことが出来ると思っています。
今までの安全意識と、まったく違う場所で勝負をしますので
余計な知識は無いほうが良いのです。
私は歳を重ねて、自分のチームを育てるのと同時に
今まで培ってきたノウハウを誰かに伝え残しておきたいという
願望も生まれてきました。
仕事は体ではなく、頭で取るものだと思っています。
弱者が強者に勝る方法も知っています。
しかし、この先もし私が死んだら
私が獲得してきたノウハウも道具も、扱えない人にとってはゴミ同然となってしまう。
残念ながら私は最高のチームを組めましたが、
後継者を育てる事は出来ませんでした。
女性主導の緑化管理チームを作りたい。
夫婦で特殊伐採、緑化管理業務を行いたい。
そんな未来を思い描いている方がいましたら
ノウハウ、共に協力できる体制、
高額な道具の使い方、使い道、
指導という言葉は上に立つようで使いたくはありませんが、
誰も持っていない特殊なノウハウが私にはあります。
技術を身につけたいのなら、他で修業をしたほうが良いです。
仕事力を身につけたいのなら
是非お声がけください。
あえて連絡先は書きません。
私が逆の立場なら
どうにかして連絡を取ろうと
行動を起こすからです。
起業(行動)をするのに一番大事な事は、失敗を恐れない行動力です。
我々の業種では、リスク対策も非常に重要です。
ハイキング程度の経験でも良いので
山の怖さ、自然の怖さを知っている方が好ましいです。
連絡など来ないとは思いますが、
私が起業した時には女性主体の緑地管理業務ノウハウ等
どこにもありませんでしたし、
今でも、特殊伐採は男の現場だという認識が強いと思います。
夫婦でコツコツと、特殊緑地管理業務をやっていきたい。
そんな方は特に応援したいです。
個人的には、先ほど言ったように
造園、林業業界未経験者のほうが
新しい安全基準、安全技術などをインプットしやすいです。
のレビュー記事を書こうとして
こんな記事になっちゃいました。
どこでどう、方向転換したんだか。
レビュー記事は、また詳細を後ほど書こうと思ういますが、
エンジン式ロープウィンチ、ほぼ全部所有していますが
一番自分の業務、チームにフィットした
最高のエンジン式ロープウィンチです。