いやーやっと開発されたのかー(棒読み)
ないのが不思議でしょうがなかったんですよね。
どの震災でも、被災者から充電されたバッテリーの活用が語られていて
情報ツールが、ほとんどUSB電源で賄えるこの時代にですね、
ないなーないよなーとずっと思っていました。
18V業務用バッテリーでは
マキタが初陣を切った(国内では)
![]() | マキタ USBアダプタ ADP05 バッテリー別売 3,780円 Amazon |
わけでありますが、
知っての通り売る側買う側どちらも認めるヒット商品(超実用品)となりました。
安いバッテリーにしか興味のない方には、業務用バッテリーの魅力が
イマイチ理解できないかもしれませんが、
我々にとって、純正業務用バッテリーって決して「高い」ものではないんです。
(人にもよるとは思いますが)
よくレビュアーが、純正バッテリーは高いとコメントしていますが
それはその見た目の金額しか見ていないから。
費用対効果の「効果」にどれだけ価値があるかが、私達道具で稼いでいる人間にとって
大事な所なんです。
いくら安くても、いつ死んでもおかしくないバッテリーに
自分の大事な仕事を託すわけにはいかないですよね。
少なくとも私が今まで買ってきた純正バッテリーが突然死したことはありません。
(正確には数個あったけれどすぐ交換してもらえた)
確かに寿命はありますが、それはバッテリーである限りどれも一緒です。
寿命が来るまでにどれだけ稼がせてもらったか。
ですので、1つ1万数千円のバッテリーが高いと思ったことはありません。
業務用バッテリーは、業務を生み出すバッテリーですから
信頼こそが価値なわけです。
で、話がまた長くなってしまいましたが
その信頼性を、防災用途にも活用しようという話です。
マキタUSBアダプターのユーザーにアンケートでも取ったら、
必ず頭の中に防災用途としての活用があると思います。
バッテリーに日常で実感している信頼性がありますから。
今や当たり前の18V工具用バッテリーUSBアダプターですが、一番初めに商品化したのは
外国の電動工具メーカーですし、マキタに限っては中国のどこかの企業が
勝手にマキタのバッテリーを利用するものを作って、バカバカ売れているもんだから
焦って自社開発した経緯(想像)があります。
それも初めは売れるかわからないから、電熱ジャケットのおまけ機能として
USB出力を付けたものの、電熱ジャケットを買わずにアダプターだけを買う
ユーザーが続出したためにやっとADP05を、と ハァハァ
落ち着いてまとめさせていただくと、
電動工具メーカーが、優れた信頼性を持つ自社のバッテリーの可能性に全く気が付いていなかった
という事です。
中国はその点、アイデアとビジネス精神にあふれていますね。
商品開発のスピードも速い。
そして本題。
業務用36Vバッテリーツールを販売する
STIHLもハスクバーナも、今、36Vバッテリーの「可能性」にまったく気が付いていない状態です。
ユーザーの気持ちも全く分かっていません。
高額なツールを作って売って、バッテリーを売れるだけ売って、はいビジネス終了。ではないでしょう。
高額なバッテリーをいくつも買わせておいて、
災害時に何の役にも立たない
満充電された36Vバッテリーの事を見て見ぬふりですか?
部品代は数千円ですよ。
メーカーがその気になれば1万円程で販売できる36Vバッテリー用USBアダプターを
なぜ開発しようとしないのか。
販促ツールとしても十分価値のあるツールだと思います。
持っている高額バッテリーが「無駄」にならないんですから。
でも、やっと開発されたんですね!
こちらは
AP-365SP
こちらが
QC365SP
想いが届くっていいですよねー
まあ、自分にですが。
中々こうやって行動しないと
メーカーには伝わらないんですよ。
どれだけ便利で、どれだけのユーザーを救えて
どれだけメーカーに利益をもたらすのか。
思えば自作自演の歴史だったなーご~まるccは。
これをプレゼンっていうのかなー
もう中国製の怪しいバッテリーに夜を託さなくても良くなりました。
ハスクバーナも
STIHLも
たったこれだけの、道具で
自社のバッテリーユーザーを幸せにすることが出来るのに。
コストがかかっても、それでユーザーの心をつかむことが出来れば
それは企業にとって利益だと言えるのではないでしょうか。
いつでも満充電のバッテリーがこんなにあるから
天気に左右されるソーラーシステムより
災害時に実用的な非常用電源システムになりました。
インバーター発電機をガソリン1タンク分稼働させれば、充電器の複数接続で
すべての充電池がまたフル充電できるでしょう。
これが実用性。
発電機の欠点は、必要なのが微量の電力でも
燃料の消費量はたいして変わらないという事。
スマホなどの充電に発電機は全く向いていません。
インバーター発電機で
高容量充電地を一気に超急速充電して
その後充電池からUSBで必要な電力を必要な分だけ供給する。
貴重な燃料(ガソリン)を有効活用する方法です。
急速充電できないモバイルバッテリーには、まったくメリットがない方法ですが。
発電機の有効活用、輪番停電、急速充電、高容量バッテリー、USB出力、信頼性、
夜一晩中点灯する騒音のない静かな明かり。普段から満充電。
このキーワードで思いつくのは、
業務用バッテリーしかないでしょう。
最後に、私はこのような純正品の改造を皆様に薦めているのではありません。
信頼できるプロに作っていただいていますが、
やはりメーカーの推奨していない利用方法は、保証の対象外となります。
STIHL ハスクバーナ 両社ともに
純正USBアダプターの発売を是非考えていただきたいと思います。