いやあ
今日のはキョーレツでした。
普段から
旅行、というより野宿。
ドライブ、というより冒険。
な私ら夫婦なのですが
本日も買い物の帰り、
歩けないくらいラーメンを食べた後に
さあ帰ろうと車を走らせていたら
10時方向になにやら怪しくライトアップされた家を発見。
人間は、明かりに弱いらしい。
自分が店を開くなら、客を明かりで吸い寄せようと思った。
虫になった私たちは、誘われるがまま
民家の一階を改造したようなカフェ?に
入る。
ギーーーバタン。
あ
(違う、これ違う)
直感だった。
(おーい、そこで本読んでるの絶対身内だろ)
(マスター、さっきまでコタツでみかん食べてたろ)
雰囲気に誘われて入ってしまったが
お腹は空いていない。
雰囲気だけは昭和のいい時期を切り取ったような
感じだったので、割と落ち着いて冷静な対応が自分でも出来たとおもう。
危なそうな時は絶対にコーヒーフロートだ。
まずいバニラアイスなどそうそうないし、
コーヒーがいまいちでもバニラを適量溶かし込めば
爽やか飲料になる。
と、注文を終えた後グーグルマップでこそこそと検索をかけてみた。
(!!星1つだとっ?)
カラカラカラカラ
何やら遠くで優しく混ぜる音がする。
アイスコーヒーってあんなに混ぜるっけ
コーヒーをグラインダーにかける音がする
(さすがに豆からひくんだ、嫁さんはブレンドのケーキセットだからね)
ケーキセットです。
運ばれてきたケーキに 目が点。
まるでJIS工業規格品のように作られたそれは
明らか既製品。工場で次から次へと同じものが流れてくる、そうあれだ。
フフフばかめ
雰囲気に騙され手作りケーキが出てくると思っていた嫁を
嘲笑いながら世界共通安定した、間違いようのない飲み物
コーヒーフロートをやや細めのストローで吸い上げた。
おっと間違えた。
バニラ付近の層のコーヒーを飲んでしまったみたいだ。
この層の甘さが、コーヒーの苦みと混ざり合ってちょうど良くなるのだ。
私はコーヒーの最下層までストローを突っ込んだ。
チュー
あれ?
これ、
あれ?
![]() | メグミルク 雪印コーヒー1L 12本 Amazon |
↑これ。
薄いコーヒーに、ガムシロップが丁寧に溶かしこんであり
バニラの糖分が糖分飽和状態で溶かしきれないような壮絶な甘さ。
この音だったか。。。
かき混ぜる音は優しかったが悪魔だよマスター
私がこの世で一番飲みたくない砂糖たっぷりのコーヒー牛乳(薄め)に
600円も対価を払ってしまった。
とまあ、実はついさっきまで喧嘩していた嫁と
帰りの車の中で、突っ込みどころ満載の店だな!
とワハハオホホ帰ってきた
なんてことない日曜日の素敵な思い出です。
しかしあれですね、あれでやっていけるんだから
全く仕事の入らない自分にも少し自信が持てました!!