Kさんの所でも扱い始めたので
手に入れる同業者の方も多いのでは?
販売、取り扱いを含め
売るほうも買うほうもプロが責任をもって使用しなければ
ならない道具だという事は、使用方法を理解している方ならば
お分かりになるかと思います。
日本人は几帳面なくせに、「空気圧」管理に関しては
非常にいい加減だな、と思う事が多々あります。
セルフのガソリンスタンドが増え、車の空気圧チェックを
する環境が減ってしまい何が起こったと言えば、
パンク、バーストなどの車両タイヤトラブル。
笑いごとで済めばよいのですが、走行中のバーストは
死亡事故の可能性だってあるんです。
トラックのタイヤなどは、空気を入れている最中に
何かが原因で破裂をすれば簡単に人間が吹き飛んでしまいます。
実際に、死亡事故も発生しています。
他にも、車やバイクのレースでは
初心者ほどパワーで勝とうとしますが、
実際勝敗を決めたのはタイヤの空気圧だった。
という事もあり得ます。
自転車もノンゲージの空気入れで
「これでいっか」になっていませんか?
空気圧を適正に入れた自転車は
軽く漕げるし、前に進むんです。
自転車の空気入れの時「感覚」ではなく
「数値」で行い、実際に色々な空気圧で乗り比べる
体感教育。そんな大人も子供も関係なく
楽しみながら勉強する場があればいいのに。
上記APTAも例にもれず
空気圧が非常に重要になるプロの道具です。
使い方を誤れば、高圧になった空気の圧力で
発射された物体により
ケガ、または死亡事故の可能性があります。
まず、高圧圧縮空気の力をなめない事。
安易に販売しない事。
同じく安易に貸し借りはしない事。
感覚ではなく、数値を見て
空気圧の設定を行う事。
商品に全く関係のない私がこんなことを言うのも
うざったいかもしれませんが、
使用率が上がれば単純に事故率は上がります。
高所作業のロープ使用が義務付けられた以上、
高所へのメインロープ設置のために
技術や力や経験のいらないこのような道具を使うのは
業界の主たる流れになっていくと思われます。
何かが起きてしまった場合、現状、何扱いになるかわからない
グレーな存在のAPTAに法的規制がかけられなくもないわけです。
便利で使える道具だからこそ
販売や使用には細心の注意を払って
使用していきたいですよね。
さて、面倒な話はこの辺で終わらせて
私の使用しているエアーインフレーターを紹介します。
ブリヂストンのPM-SP56
ゲージが目に近い部分にあるので
空気圧の確認がしやすいんです。
160psiまでゲージが刻んでありますので
APTAにも実用上余裕をもって使用できます。
私は160psiまで入れることはありません。
(写真はネコ用のタイヤに空気を入れている図)
ブリヂストンPM-SP56 最大の長所は
アダプターなしで
英 米 仏 すべてのバルブのエア圧を確認しながら空気を入れられるところです。
↑APTAの米バルブ。
↓ネコや自転車の英バルブ(ねじ込み式)
ヘッド部はこんな感じ
ロードレーサー等の仏バルブにももちろん対応。
このトリプルヘッドはメリットだらけなので
いくつか紹介しますね。
まず、英バルブ用のアダプターが一体なので
無くしようがない。
普通のポンプについているあの洗濯ばさみみたいなやつ。
私よくなくすんです。
特に山で使用するときなどは無くしようがないPM-SP56が
最適。
山で英バルブなんか使うのか?について。
私たちが使用するネコや一輪車はすべて英バルブです。
英バルブの空気圧が測れる。
バルブの構造上正確ではないかもしれませんが
ネコやママチャリの空気圧が目安でも見れることは大きい。
英バルブの空気圧はなかなか測れないから
いろいろ調べてみてください。
PM-SP56最高です。
余談ですが
最近のネコ用タイヤ、チューブ、ホイールは
ほとんどが中国製です。
中国製でも正直ピンとキリがあるんですが、
ホームセンターのが一番ダメですね。
日本メーカーの一輪車についている中国製タイヤはまだましですが、
やっぱりまし程度。ゴムの質、鉄の質、どれをとっても
お世辞にも良い物とは言えません。
前に言っていた質感の違いって、デザイン、いわゆる形ではなくて
素材感からくるものなのかもしれません。
デザインは一緒でも素材感で、あ、中国製だなってわかる事
多くありませんか?
ごまかし(利益)の出しやすい所だしね。
マキタの4モード
MADE IN JAPANです。
ネコ車のパンク修理や簡単な穴あけ、
2×4の工作。
なんでもやる的な農家のDIYには最高の機種です。
日本の製造業にもお金を落とせてるし。
金額の問題ではなくて、どこに払ったかが
自分的には重要なんです。
今のモデルがコストダウンで
中国製になってなけりゃいいけれど
本職の方は、リスク分散、能力、適材適所のサイズ感っていう意味でも
こういった万能機より
専用機のほうが良いかもしれませんが、
こいつのマルチな道具感はとてもワクワクしますね。
質感も高いので、園芸ツールもこのくらいの価格帯
クオリティで出して頂きたいです。
おっと忘れていました。
ブリヂストンのPM-SP56。
一回使ったらその面白さにハマりますよ!
ママチャリの空気圧セッティングで
最速ラップタイムを出しちゃってください
見た目以上に軽いのもポイント。