これは
私が絶対に肌身離さず
持ち歩いている道具達です。
すべてが携帯電話につながれていて、
ポケットに入れていても
まったく気にならない重量で
セレクトされています。
このセットにはかなりの自身があります。
一番左から
車両脱出用ツール。
シートベルトカッターと
窓ガラス破壊工具が
この小ささに収められています。
私は常日頃日本製品を購入するように勧めていますが、
防災分野における日本製品は
世界に何十年も遅れをとっています。
レスキューミーはアメリカ製ですが、さすがに経験値が違います。
もし現在の日本が同じようなものを作るとしたら
適当な企画会社が企画し
製造を中国で行い
安価なガラクタを量産することでしょう。
悲しいほど目に見えています。
防災用品は実用品でなくてはなりません。
素材、
組み立て、
確実な動作、
携帯性、
仕上げ、
どれ一つ欠けても
非常時に本当に役に立つ道具とは言えなくなります。
アメリカ製品には
それ以外にももう一つ優れた機能があります。
それはデザイン、機能美。です。
アメリカ人には日本人には無い独特のセンスがあるのでしょう。
アメリカには軍隊があり、
そこから得られた経験値は
民生品へとフィードバックされていますが、
日本の自衛隊や救急隊の経験値は(特に道具に関しては)
まったく一般市民へおりてくる事はありません。
警察や自衛隊で使用されている道具と
一般向けに販売されている道具とでは
まったく別物であると考えて良いと思います。
「使いこなせない道具は使わせない事が安全」という考えは
日本独特の文化でしょう。
竹槍でアメリカ兵を迎え撃とうとしていた
あの頃の日本と
本質は何も変わっていないんじゃないかとさえ思えます。
信頼できない道具では
人の命を預けることは出来ない。
数百円の道具でも、防災用品のようなものと
まじめに作られた防災用品ではまったく違います。
もっとも
自衛隊で中国製品が使われていたらこの考えを改めます。
時間が思ったよりかかってしまったので
この記事はシリーズ化したいと思います。
あつくなりすぎました仕事しなくては
つづく