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安全意識の向上を目指す

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最近、3tダンプに乗るような小型の重機ですが

積載、業務で扱う事が増えています。

 

日本でもクレーンの事故が多いですよね。

ただ、日本ではニュースで「事故情報」を扱うだけで

なぜそのような事故が起きてしまったのか、

どのような対策が必要なのか、

特にテレビでは「専門的な情報」を発しません。

 

YOUTUBEを利用したより詳細な

事故情報の共有、考察など

専門チャンネルがあっても良いのではないかと思いますが、

様々な問題があって難しいのかもしれません。

 

では現状、どうしたら

安全意識の向上を図れるか、ということなのですが

ズバリ

海外の事故動画を見る。

これしかないと思います。

 

日本の安全教育は生易しいんですよ。

怪我をする恐れがあります

死亡する恐れがあります

 

こんなことを絵や文字で書いても

何にも伝えることはできないです。

自分の中に事故や死のイメージ(恐怖)が無いのに

安全を語ることなど不可能です。

 

自分の経験の中では、

植木屋さんが良い例です。

チェンソー、脚立、木登り

安易に考える人が多い事多い事。

自分は大丈夫だと思っている人ばかりです。

 

そんな人に限って、

転落、切創 自分で死を身近に感じた時に

初めて安全を意識するのですが、時すでに遅し

私が知る限り、後遺症が残ったりトラウマになったりしている

人ばかりです。

 

安全意識の向上とは、危険を知ることから始まるのだ

と私は思っています。

 

どういうわけか、危険な動画は海外からばかりですが

これが非常に勉強になります。

まず、死をイメージできないと

安全意識を高めることなどできません。

 

この動画を見て、全く「死が見えない人」は

重機を扱わない方が良いです。

 

 

ショベルカーは、横方向の転倒に弱いことがわかります。

私は30度付近の傾斜地でミニショベルを扱うので、

これらの動画で分かる事は

転倒を避ける事はもちろんですが、

必ずシートベルトを締めた方が良いということです。

 

トラクターの転倒死亡事故は日本でも多くありますが、

多くの人がシートベルトをしていません。

 

シートベルトをしていないと人間はどういった動きになるのか

絵や文字なんかよりもよっぽど説得力がありますね。

 

クレーン事故防止は、アウトリガーをしっかりとしたところにできるだけ最大値で張る事、

吊り上げ荷重をしっかりと認識することが重要であると感じました。

現場では「いけるかもしれない」という判断が多々あるのですが、

かもしれない は「中止、作業方法の変更」に積極的に変えていくように

しなければならないとこの動画を見て感じました。

 

彼らの多くが「いけるかもしれない」で仕事をしていたのだと思います。

クレーンのスリング切れも怖いですね。

道具の正しい選定、日常的な点検も安全作業の基本中の基本です。

 

何か一つ小さなミスをするだけで

命にかかわる重大な事故を起こす可能性があるのが、重機、重量物を扱う仕事です。

 

安全を知るためには、

是非危険を知ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 


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